坂上 陽三

経営社会学科 教授
学士(芸術)

1991年よりナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)にてゲーム開発に携わり、ディレクター、プロデューサーを経てゼネラルマネージャーとして、プロダクションにて多くのプロデューサーを統括し、プロジェクトを推進。アーケード、家庭用、モバイルにてオリジナルIPを含めて100タイトル以上のコンテンツ制作に携わる。
代表作:リッジレーサー、アイドルマスターシリーズなど。
著書:『主人公思考』(KADOKAWA)。

研究分野:経営学
専門分野:経営学、商学


ゲームを世界に通じるエンターテイメントとして捉え直し、ゲーム業界のビジネスのしくみ(ビジネスモデルや産業構造)、関連する職業・業種について理解を深めます。マーケティングや組織マネジメントなど、他分野でも活用できる経営学の学び、さらにゲーム制作やイベント開催など実践的な取り組みによる戦略及び戦術的なIP展開を考察し、ゲームビジネスに関わる知識と論理的思考力を培っていきます。
また、eスポーツ、XR、NFT、メタバースなど、ゲームビジネスに関わる最新のテクノロジーについての動向を捉えていきます。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


ゲーム産業の世界市場規模は、映画産業の倍近いといわれています。その中でも日本のゲームは大きなシェアを確保しています。日本に居ながら世界で戦える魅力がゲームビジネスにはあります。一方で、ゲームは多くの関係者が関わっている「商業作品」であり、クリエイター主体で作る「作品」と戦略や戦術の視点を持って、営業、宣伝などを推進する「商業」の視点が無ければ成功には導けません。単に面白いゲームを「作る」という視点ではなく、面白いゲームをコンテンツとして「生み出し」広く展開するというプロデュース視点を持つことが大事なことです。

研究テーマ


・ユーザーモチベーションとゲームビジネスモデルの最適化
・ゲーミフィケーションの実社会及びビジネス応用

担当科目


ゲームビジネス概論、基礎ゼミナール、経営社会演習、経営社会実習、専門ゼミナール

趣味


映画鑑賞、動画配信視聴、独房トレーニング、ゴルフ、スキー、スノーボード、サバゲ