先進事例から学ぶ、考える「超成長市場」のポテンシャル。

現場での経験が、大切な学びに。コースを担当する広岡勲先生(右から2人目)は、読売巨人軍のアドバイザーとしても活躍。

日本のスポーツビジネスを、地球規模へと広げるために。
スポーツの新しい可能性を拓き、ビジネスを創造する力を獲得します。


経済的成長という観点からはもちろん、地域社会の活性化や、国際的な評価向上という観点からも重要な役割を担いうる「スポーツビジネス」。しかし、国内での発展はまだ十分とはいえません。この分野をさらに成長させるには、どのような取り組みが考えられるでしょうか。現在中心となっているプロスポーツに関わるビジネスをはじめ、大学スポーツの活用、スポーツ施設や収益性の高いスタジアムの充実、あるいはICTによる新たな体験の創出は、プレーする・観る・応援する楽しみを広げるでしょう。次世代の選手を育てることも欠かせません。
本コースでは複数のスポーツ種目をビジネスの視点から捉え、チームやリーグのマネジメント(経営・運営)について学びます。またスポーツ用品の流通、チームや選手に関連したグッズを扱うマーチャンダイジングビジネス、あるいはスポーツイベントなどを広く扱い、スポーツに関連したマーケットや企業の最新の動きも分析しながら、スポーツビジネスを多角的に学びます。また読売巨人軍でのインターンシップや社会貢献活動「G♡hands」に参加する機会もあり、体験を通してプロスポーツチームのマネジメントに触れることができます。

広岡 勲 先生
報知新聞の巨人担当記者を経て、ニューヨーク・ヤンキースをはじめとする大リーグ4球団の球団広報兼環太平洋担当を歴任、松井秀喜さんを陰で支えた。その後、WBC日本代表統括広報、東京オリンピック・パラリンピック広報局(野球・ソフトボール担当)を経て、現在、江戸川学園理事、危機管理室室長、江戸川大学副学長。また、読売巨人軍、日本相撲協会の要職を兼務している。博士(工学)。

川﨑 濃 先生
2003年から2021年まで日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)でマーケティングや組織開発・経営企画、ブランドマネジメントなどを担当。2022年からは東京ヴェルディで取締役として総合スポーツクラブや女子チームを担当。現在もさまざまな側面からスポーツビジネスに従事している。修士(スポーツ科学)。


Student Interview

スポーツとビジネス、そして地域。
さまざまな関わり方に興味を持っています。


小学生の頃からバスケットボールを続けてきた経験から、特にスポーツ関連のメーカーや流通に関わるビジネスに興味を持って学んでいます。以前は消費者の視点で商品やサービスに接していましたが、学びを通して、提供する企業がどういう取り組みによってビジネスを成功させているのかを理解していくことができました。また地域の発展とスポーツの関わりについての学びは自分自身の経験ともつながり、スポーツを通じた公共サービスにも関心が広がっています。

スポーツマネジメントを学ぶ中で
見えてきた、マーケティングの可能性。


スポーツに興味がある人はもちろん「そうでない人」にもスポーツチームのファンになってもらうためのマーケティングには多くの可能性が感じられ、学びながらおもしろさを感じています。また広岡先生の専門ゼミでは時事問題などを素材にスピーチを行う取り組みを続けてきましたが、就職活動の面接でも自分のペースで話すことができるなど、その成果を実感。ゼミ生それぞれの視点に立った考えや思いを聞くことも楽しくて、いつも新鮮な気持ちで参加しています。