眠りの不思議を解き明かし、眠りを通して社会に貢献する

「睡眠」を専門とする教員が複数在籍する人間心理学科では、さらに学外の研究者をスタッフとして招き、人文系大学としては国内初となる「睡眠研究所」を設立しました。
睡眠実験や認知実験に使用される「防音電磁シールドルーム」などの研究施設と実験機器を活用し、睡眠に関する諸問題と改善に向けた研究を行なっています。

<所長あいさつ>

睡眠は誰もが毎日1回は経験する非常に身近な現象です。身近な現象であるがゆえに、睡眠については、ある程度の知識はあるものとほとんどの方が思っていらっしゃいます。しかし、睡眠を研究している者からすると、多くの方が睡眠についての誤解を持ち、誤った睡眠習慣をとっている場合が多いと感じられます。さらに悪いことに、巷には眠りに関するデマが流布していて、その多くは科学的な装いをまとっています。
江戸川大学睡眠研究所では、より良い睡眠に関する研究をすすめ、その研究の成果を一般の方々へ還元することをもって社会に貢献することを目指しています。

睡眠研究所 所長 福田一彦

江戸川大学睡眠研究所編『心理学と睡眠:「睡眠研究」へのいざない 』

2022年12月に睡眠研究所編著の『心理学と睡眠:「睡眠研究」へのいざない(金子書房)』が刊行されました。
心理学各分野での睡眠研究とその成果を豊富に解説しています。心理学者が研究に睡眠を取り入れ、
新しい研究を進めるための一冊です。

第69回NHK杯全国高校放送コンテスト千葉県大会テレビドキュメント部門最優秀賞
千葉県立鎌ケ谷高等学校動画作品『やる気はあるんです!!』
※NHK千葉放送局のWebページ※

2021年9月に睡眠研究所・福田一彦所長が取材協力した千葉県立鎌ヶ谷高等学校の動画作品「やる気はあるんです!!」が、
見事、全国高校放送コンテスト千葉県大会のテレビドキュメント部門で最優秀賞を受賞しました。
「授業中に襲ってくる強烈な睡魔…どうしたら、授業中に寝ることなくいられるのだろうか?」
そんな高校生の疑問に福田所長が答え、鎌ヶ谷高校放送部の部員たちが丁寧にまとめました。
ぜひご覧ください。

睡眠研究所へのお問い合わせは、こちらのフォームに必要事項を記入し、送信してください。