社会学部
経営社会学科
経営社会学科 教授
博士(経営管理学)
大学卒業後メガバンク勤務を経て、財務コンサル会社を設立し企業のM&Aやファイナンス業務のコンサルをしてきました。働きながら博士号を取得し教員としても長い間ファイナンスや経営学の教鞭をとってきました。「銀行員×起業家×研究者」である点が教員としての個性だと思っています。こうした個性を活かし実践的かつアカデミックな学びを学生の皆さんに提供します。どうぞよろしくお願いします。
ファイナンスと呼ばれる学問領域について説明します。ファイナンスは大きく二つのアプローチに分かれます。一つ目は、投資家の立場で株式市場などの資本市場を研究するアプローチです。証券投資論、インベストメント論という呼び方をします。2つ目は、企業の立場でどのような資金調達と投資が最適なのか研究するアプローチです。コーポレートファイナンス論、企業金融論という呼び方をします。
金融ビジネスは、自らが事業をするのではなく事業をしている企業に資金提供をしてサポートするビジネスです。そのためにはどの企業なら融資しても問題ないか、どの企業の株を買えば値上がりしそうか、という企業分析をする必要があるわけです。つまり、金融を学ぶということは、投資を通じて生身の企業や経済を目利きする力を養うことを意味しているのです。
SDGsに貢献するサステナビリティ経営を行う企業はそうでない企業と比べてファイナンス面でどのような違いがあるか、ということを研究テーマにしています。例えば、環境面を配慮するとスタバの紙ストローのように、コストが高くなり価格も高くなります。そうすると売上が減るのではないか、と考えるのは過去の考え方です。環境面に配慮すると値段が高くても消費者に支持され、ファイナンス面でも有利になる可能性が高まるのではないか、という仮説を立てています。
サステナビリティ経営を実践している企業は借入金利が低くなるのか?株価は高くなるのか?といった論点で研究しています。これまでのところ、かなりの割合でサステナビリティ経営の企業はファイナンス面で有利になる傾向にあることがわかっています。しかし、ファイナンス面を有利にしているのは、財務内容や業績が良いからに過ぎないかもしれません。そうした要素を除いてもなおサステナビリティ経営の企業がファイナンス面で有利になるかどうかはまだ解明されていません。
金融ビジネス基礎、投資ビジネス論、コーポレートファイナンス、基礎ゼミナール、経営社会演習、経営社会実習、専門ゼミナール
たまにウォーキングしたり、ゴルフしたりしますが、基本はインドア派です。最近は料理が好きです。スマホゲームをするのも好きです。