社会学部
経営社会学科
経営社会学科 講師
修士(スポーツ科学)
学生時代は、アスレティックトレーナーを目指して国際武道大学でスポーツ医科学を学び、大阪体育大学大学院では、プロスポーツクラブ(Jリーグクラブ)で働くことを目指してスポーツマネジメントについて学びました。
2003年からは、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)でプロスポーツリーグの運営に関わる様々な業務を経験し、2022年からは東京ヴェルディで、クラブの経営や総合スポーツクラブの運営に携わりました。
現在もスポーツの現場で組織運営や戦略策定、新規事業開発に取り組んでいます。
まず、「経営学」とは、企業や組織が成功を収めるための運営手法などについて学ぶ学問です。また、「社会学」とは、人々の関わりや社会が機能する仕組み、社会問題の構造などを学ぶ学問になります。それぞれの学問領域に含まれる内容は多岐に渡りますが、各領域・内容について、スポーツが持つ独自の価値や特性を考慮しながら、直面する問題や課題を解決する方法について学ぶことが、スポーツ経営学やスポーツ社会学の主な目的となります。
スポーツには「する」「みる」のような身近なことだけではなく、様々な関わり方があります。様々な視点から、人々の生活や社会との繋がりを学ぶことを通じて、今まで知らなかったスポーツの価値や魅力を伝えていきたいと考えています。絶対的な正解が無く、日々変化・成長している領域なので、基本的な構造や仕組みを学びつつ、様々な情報をタイムリーにキャッチする好奇心や探究心と、新しい問題解決の方法論を自ら考える力が大切になります。
プロスポーツクラブの経営課題について、様々な視点から課題解決の方法論を探究することを研究テーマとしています。
これまでの実務経験や現在取り組んでいる新規事業開発等を通じて、以下の領域に関する経営的な視点からの考察・研究に取り組んでいます。
スポーツビジネス概論/スポーツ産業論Ⅰ/スポーツ産業論Ⅱ/スポーツ経営論/経営社会演習/経営社会実習/専門ゼミナール/基礎ゼミナール/経営社会基礎
映画・デザイン・イベント・スポーツ鑑賞
単に「みる」というよりも、見ているものの背景や歴史、物語、人間模様などを楽しんでいます。ちなみに、年々涙腺は弱くなっています。