社会学部
経営社会学科
経営社会学科 教授
学士(文学)
セレクトショップ ビームスで20年に渡りウィメンズのバイヤーを勤め、その後同社の執行役員、クリエイティブディレクターとして新規事業であるBtoBやEC専門ブランドに関わる。
その他ファッションウィークの実行委員会や各種ファッション関連のアワードの審査員も努める。
昨今のファッション関連企業の経営戦略は、ニーズが多様化、細分化したファッションビジネスに対応する為、より高度で複雑になっており、流行や感性だけではなく、科学的な状況分析や情報と理論によって導き出される経営判断が必要になっています。こういった流動的な時代に即した企業戦略とは何かを探求することがファッション経営学です。
ライフスタイルやカルチャーが重要な要素となるファッション業界は、感覚や気分をビジネスに変えるノウハウを持っており、様々な産業のハブ的存在になっています。そのような業界において、企業の成長戦略を立案するにはセンスだけではなく、論理的志向や計数的アプローチが必要です。多くの企業の成功事例を学び、分析、応用する姿勢を持って臨みましょう。
現代において、なぜ様々な産業が生み出すプロダクトやサービスにデザイン性やファッション的感覚が必要とされるのか? 消費者は家電や車、家具、コモディティー製品といったプロダクトとそのパッケージ、飲食やホテルといったサービスにおいてもデザイン性、ファッション的感覚が消費者に取って大きな購買動機になっています。機能性やコストといった実利面だけでないプラスアルファの価値としての有効性と可能性を研究しています。
スターバックスリザーブロータリーと共同で、日本各地の工芸、物産をPLAY,TRAVEL,OUTDOOR,LUCKY CHARMといった4つのテーマに分け、セレクトショップ的なセンス(ビームス的)でアレンジし、店頭で展示と販売を行いました。
ファッションマーケティング論、ファッションビジネス入門、ファッションビジネス特論、基礎ゼミナール、経営社会基礎、経営社会演習、経営社会実習、専門ゼミナール、卒業研究
映画鑑賞(年間劇場で100本以上鑑賞)