寺山 いく子

経営社会学科 客員教授
ビューティ・ジェネラリスト

外資系化粧品企業で15年以上のメディアコミュニケーション及びマーケティング業務で、特にランコム在籍時代は「カリスマプレス」として大活躍、戦略とブランディングの立役者となる。海外(欧米)と日本を含むアジアマーケットにおける消費者ニーズの違いを埋めるべく、日本女性にフィットした製品づくりを重視し、外資系ではパイオニアとしてエリア限定製品を完成させ売上げを爆発的にのばすことに貢献した。これまで培われた経験や実績、幅広い人脈やメディア関連のネットワークをいかし、ビューティ・ジェネラリストとして独立後は、トータルビューティを軸に「予防美学」やライフスタイル、生活習慣など”ウェルネスビューティ””ビューティコンシャス”を提案、最先端テクノロジーからオーガニックまで、卓越した情報収集力であらゆるジャンルの美容健康市場(ビューティ&ヘルス)マーケットに精通し、最近はペット関連の”ウェルネスビューティ”分野にも及ぶ。

グローバル化やテクノロジーの進展によって産業構造は大きく変化している。この激動の時代に、経済社会の発展に伴う生活文化の向上により、人々の美的欲求は更に高まり、ビューティビジネスは、ますます高度化し、また多様化していくものと思われる。それはまた、現代日本におけるサービス産業の主軸となり得る成長産業であるが、経営の生産性は欧米に比べて低い経営革新が今後の課題となっている。経営環境も大きく変化している現在、世界における日本の位置、ビューティビジネスの海外比較、サービス産業(主にビューティビジネス)の未来等、主に個客を対象とするビューティビジネスが、より高度でシステム化されたものを目指すためにどんな可能性があるのか、大きく深いテーマを追求する。またビューティビジネスの核となる化粧品(コスメティクス)ビジネス、特にブランド化粧品ビジネスの背景と価値創造について体系化し、そこから新しい考え方や手法を研究し学ぶ。

モンナージュ(www.mon-age.com)主宰・編集長。 AGE測定推進協会 顧問。 アロマテラピーインストラクター/アロマブレンドデザイナー/アロマハンドセラピスト/ハーバルセラピスト

担当科目


ビューティービジネス論