学部・学科
メディアコミュニケーション学部
保育士資格と幼稚園教諭一種免許状の両方を、卒業時に取得することができます。保育学と幼児教育学を中心とした理論を講義などの座学で学び、実技科目では「歌う」「演奏する」「演じる」「つくる」に関わる4つのスキルを身につけます。そして実習科目では、座学と実学を結びつけ、学内外での実践を通してしっかりと学びを身につけます。また子どもや保護者・地域社会と、状況や場面に応じたコミュニケーションを行う力を養う科目や実習、入学時に貸与されるノートパソコンを活用したメディア科目も充実しています。部活動と学修・資格取得を両立しやすい時間割や、男子学生の割合が21.7%(2022年5月現在)と多いことも特徴です。
ふたつの資格を取得することで、卒業後の進路が広がります。
保育所、児童福祉施設、幼稚園はもちろん、教育・保育を一体的に行う「認定こども園」に「保育教諭」として勤務することも可能です。
資格や免許を取得するだけでなく、子どもについてより深く理解するために関連分野も専門的に学び、専門ゼミナールでは自らの関心に沿って自身の研究テーマを探ります。
表現力を養う実技(歌う・演奏する・演じる・つくる)を学び、4年間をかけて現場での実践を繰り返します。キャンパスには保育所が隣接しているため、日常的に子どもたちと関わることができます。
【単位の修得などにより取得可能な資格】
幼稚園教諭一種免許状/保育士資格/社会福祉主事(任用資格)/児童指導員(任用資格)/児童福祉司(任用資格)※
※条件付で取得可能な資格
【保育・こども関連】保育所/幼稚園/認定こども園/乳児院/児童養護施設 【福祉関連】社会福祉主事/児童相談員(児童福祉司)/児童指導員/児童自立支援専門員/児童生活支援員/社会福祉施設介護職員 【公務員】地方公務員(保育士・幼稚園教諭)/保育・教育全般に携わる行政機関/児童福祉施設 【教材会社・児童図書出版社・玩具メーカー・子ども服メーカーなどの一般企業】企画・制作、販売 など
4年間をかけて、関連分野もしっかり学べる
子どもについてより深く理解するために、教育学や社会福祉学、心理学など、関連する分野も専門的に学びます。また江戸川大学の特色である「情報化と国際化」、メディアコミュニケーション学部としての強みを生かして、情報学や文学、英語についても、保育や幼児教育と結びつけながら学ぶことができます。
基礎となる理論を学ぶ
さまざまな学びと経験をつなげてスキルを磨く
豊かな表現力は、他者との関係を深めると同時に、自分らしさを発揮する助けとなるものです。また保育者として子どもたちが持つ可能性を引き出す「実践力」としても欠かせません。こどもコミュニケーション学科では多くの授業でディスカッションやプレゼンテーション、グループワークを行うなど、学生同士または先生との対話や関わり合いを重視しています。また書くこと・話すことに加えて、さまざまな授業で保育に関連する実技(歌う・演奏する・演じる・つくる)に取り組み、表現力を養います。
表現する技術を身につける
実力を育む「現場経験」の機会が充実
教室での学びを、子どもたちと直接関わる保育の現場で実践する機会が充実しています。1・2年次より、保育所・施設・幼稚園での見学、体験などを実施。3・4年次に保育実習(保育所・施設)・教育実習(幼稚園・認定こども園)を行う前から、子どもと関わる経験を重ねます。各施設での実践の際には、保育者からも指導を受けて着実に実力をつけていくことができます。そして自分自身の経験を通して得られた多様な保育現場についての理解は、卒業後の職業・進路選択においても役立てられるものです。
実習プログラム
自分自身のテーマを発見し、研究できる
資格を取得するだけでなく、しっかりと時間をかけて学びを深められることも、4年制大学ならではの特長です。子どもに関するさまざまな分野を学びながら、自分自身の研究テーマを見つけましょう。3年次の「専門ゼミナール」では、さまざまなテーマで開講されるゼミの中から、自らの関心に沿ったものを選択。担当する先生からのていねいな指導を受けながら学び、4年次には卒業論文を仕上げて、大学での学びと研究の成果をまとめます。
専門性を深める
本学科教員が中心となる「こどもコミュニケーション研究所」では市民向けの公開講座やフォーラム、えどがわ・こどもサロンの運営、自治体等との連携事業を行っています。学生も自主的に参加して、最新の保育、幼児教育の学びを深めることができます。
こどもコミュニケーション研究所
本学科のマスコットキャラクター「エドペン」は、絵本作家・有賀忍先生によるオリジナルキャラ。とってもがんばりやさんで、絶対にあきらめない、強い心を持った努力家です。不器用で、うまくいかないことも多いけれど、そんなときにはこうつぶやきます。「越えよう!越えるぞ!越えなくっちゃ!」一緒に学ぶみんなの合い言葉でもあります。