幼稚園や認定こども園、保育所、児童養護施設、乳児院など、子どもに関わる施設はその目的や対象によって様々です。児童福祉施設で働く保育者になるには保育士資格が必要です。また、幼稚園で働く保育者になるには幼稚園教諭の免許が必要であり、江戸川大学では一種免許状を取得できます。

幼稚園教諭免許状(学校教育法に基づく免許)


幼稚園で教員として働くためには、幼稚園教諭免許状(学校教育法に基づく免許)が必要です。本学科では 4年間の学修により「幼稚園教諭一種免許状」を取得することができます。
大学で「免許取得に必要な科目」を学ぶとともに、1・2年生のあいだに、実際に幼稚園の「見学や体験」に出かけます(学校インターンシップ)。
4年生で「幼稚園教育実習(3週間)」に取り組みます。本格的に先生のたまごとして現場の幼稚園の先生方や子どもたちから学ぶ教育実習は、将来の夢を確かなものにします。

保育士資格(児童福祉法に基づく国家資格)


保育所を含む児童福祉施設で働くためには、保育士資格(児童福祉法に基づく国家資格)が必要です。大学で「資格取得に必要な科目」を学び、実習に向けての準備をします。
3年生になると、保育所やその他の児童福祉施設での実習が3回あります。1回目は「保育実習IA」で保育所に、2回目は「保育実習IB」で児童福祉施設に行きます。実習先の児童福祉施設としては、児童養護施設、乳児院等があります。いままで馴染みのない施設についても、1・2年の間に見学をし、学習した上で実習に臨みます(学校インターンシップ)。
3回目は「保育実習II (保育所)」か「保育実習III (児童福祉施設)」を選択して実習を行います。将来の進路に合わせて実習を選択し、段階を踏んで進んでいくことで、卒業後に活かせる実践的な力を身につけていきます。大学と現場での学修を通して、卒業と同時に「保育士資格」を取得することができます。

1年次から 4年次まで、段階的に学べる実習プログラム

どちらの資格も取得に必要な実習科目があります。実習は、保育所などの児童福祉施設や幼稚園といった保育・教育現場で、実習生という立場で、主体的に実践的に学ぶ学習です。3年次に保育実習(10日間ずつ3回実施)、4年次に教育実習(15日間)が予定されています。

そのため、本学科では、1年次に保育園体験や幼稚園見学、児童養護施設・乳児院等見学、2年次に保育園5日体験、幼稚園3日体験などのプログラムを段階的に実践します。大学で学んだ教養や専門知識を実践の場で活かしつつ、体験の反省をしながらステップアップしていき、保育実習・教育実習に臨むことができます。


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