メディアコミュニケーション学部
マス・コミュニケーション学科
マス・コミュニケーション学科 教授
学士(文学)・修士(社会学)
NHKの記者・ニュースデスクとして主に国際報道・スポーツ報道に携わってきました。特派員としてサハリン、アメリカのシアトルそしてオーストラリアのシドニーに駐在しました。取材範囲は事件・事故・災害・国際情勢・スポーツ(大リーグ・日本のプロ野球・オリンピック・サッカー・ラグビーなど)までいろいろです。日本から海外に向けた国際放送の制作も担当し、英語で国内外のニュースを世界に発信しました。2023年4月に本学の教員に着任しました。
世の中の出来事を人に伝えるときにどのような方法や手段を使うと伝わりやすいかを考えています。その方法は文章、映像、写真など多岐にわたりますし、言葉の使い方ひとつでも変わってきます。メディアは現場で取材し情報収集したことを再構成して受け手に伝えていますが、どのような方法で伝えようとしているのかを分析しています。
新聞・テレビ・ネットなどの媒体が同じ出来事を伝えるときに、何に注目して、どのように伝えているかを比較してみることが大切だと考えています。複数のメディア媒体を比較してみることで物事を多角的に見る力が養われると思います。
メディアの情報の伝え方の分析です。「何を伝え」「何を伝えなかった」のかに着目して分析しています。同じ出来事をニュースで伝えたとしても新聞・テレビそれにネットでは伝え方が異なりますし、着目点も違ってきます。その違いを比較しながら、情報の受け手にどのような影響を与えているのかを考えています。
国際関係をはじめとした「今」を伝えているニュースの内容分析や比較、それに時代ともに変遷してきたニュースの伝え方の変化などを分析しています。
国際報道論Ⅰ・II、災害報道論、ドキュメンタリー論、専門ゼミナール
学生時代は中学校から大学まで野球部(主に外野手・捕手)でした。社会人になってからは登山やハイキングによく出かけています。その一方で中学校までクラリネットを吹いていたので音楽も聴きますし、本を読む時間も大切にしています。何にでも興味を持つタイプのなので、向き不向きを決める前に「まずはやってみる」ことを心掛けています。