社会の姿を捉える・伝える「メディア」の役割と課題を探る・考える。

メディアの制作を実践して学ぶ機会が充実。神田洋先生の授業では、スポーツニッポン新聞社の協力を得て、紙面制作に取り組む。

新聞、雑誌、テレビなど各メディアの特徴を理解し、批判的・分析的な視点を身につけます。
また制作や検証の実践を通して、ジャーナリズムの役割と課題について考えます。


社会の役に立ち、人々の共感を呼ぶような情報を伝える「ジャーナリズム」の本質とは?社会問題から娯楽情報まで世の中を広く取材の対象として、情報を伝え興味を喚起するための理論と技術を学び、ジャーナリズムのあり方を考えます。授業を担当するのは、新聞、テレビ、雑誌など各メディア(媒体)での豊かな経験を持つ先生たちです。
本コースではまず、インタビューや調査取材、原稿の執筆といった、ジャーナリズムの基礎的な技法を学びます。さらに、国際ニュースや、医療・災害・人権といったテーマでの報道検証、あるいはスポーツの魅力を捉えて伝える「スポーツジャーナリズム」の実践、社会・文化について多様な切り口で取り上げる雑誌制作などから、専門的な知識とスキルを身につけていきます。新聞、雑誌の制作では、パソコンと専用のソフトを利用した紙面・誌面のデザインにも挑戦し、作品として完成させます。こうした学びを通して、あらゆるメディアに対応し、また世の中の動向を知り、取材し、評価し、表現できるようになることを目指します。

「ジャーナリズム」を学ぶ演習・実習

雑誌のつくり方を修得する


マスコミ業界でも通用する文章を書く力を身につけ、平面構成(ページのデザイン)ができるようになることを目標に、雑誌制作の工程を実践しながら学びます。
グループごとに、雑誌の企画・テーマを検討。資料収集と事前調査、学外の取材対象者へのアポ取り、インタビュー、撮影、原稿執筆などに取り組みます。パソコンを使って印刷用データを制作するDTPや、一眼レフカメラを使用した撮影技術など、制作の現場で必要になるスキルも学ぶことができます。

深い取材をして、テレビニュースを制作する


ニュース番組内での「企画ニュース」の制作に取り組みます。企画ニュースとは、あるテーマについて、資料映像やスタジオでの解説などを組み合わせて、わかりやすく伝えるものです。2019年度は「サリドマイド薬害」を取り上げました。同薬害裁判の解決から45年目の放送という設定で、ニュース映像を制作。薬害被害者の方の協力を得てインタビュー実習も行い、「サリドマイド薬害とは何か」「いま被害者が抱える問題は何か」といった視点から内容を構成しました。

マスコミの文章と取材の本質を知る


複数人による「取材チーム」で16ページ程度の雑誌の制作に取り組み、その制作過程とスキルを学びます。
雑誌制作の基本となるのはグループワーク。5名程度でチームを組み、協力して制作にあたります。アイデアを出し合って雑誌のテーマを設定し、企画や取材対象を検討。事前調査やインタビューを行い、記事を執筆します。文章を繰り返し書くことで完成度を高めるとともに、マスコミの取材方法や文章の書き方の基本を修得していきます。

スポーツ新聞『スポエド』の作成


江戸川大学の強化指定部となっている運動部を取材し、スポーツニッポン新聞社の協力を得て、スポーツ新聞『スポエド』を制作。企画、調査・取材、写真撮影、記事の執筆、紙面のレイアウトといった制作のステップを実践し、学外にも発信できる完成度の高い制作物をつくり上げます。選手へのインタビューや試合データなどをもとにした原稿制作のほか、スポーツ新聞の制作現場に直接触れる経験を通して、スポーツジャーナリズムの基本を身につけていきます。

学生記者クラブ

『江戸川大学学生新聞』を制作

学内の取り組みや地域の情報などを発信する『江戸川大学学生新聞』の記者として、紙面の制作に取り組んでいます。学生ならではの視点で企画・取材・原稿執筆を行い、パソコンなどのDTP機材を使って紙面をデザイン。完成した新聞は学内で掲出・配布するほか、大学公式Webサイトでも紹介しています。

学生記者クラブ

DTPルーム

雑誌制作・デザインのスキルを磨く!

イメージをかたちにしていく楽しさと難しさを味わいながら、誌面制作のスキルを身につけましょう。「DTPルーム」では、プロの現場と同様の制作環境を整備。誌面のデザインなどに使われるDTPソフトや画像編集ソフトをはじめ、一眼レフカメラ、A3ノビ対応カラープリンターなど、雑誌の制作・編集に必要なツールが揃っています。

施設・設備

TOPIC

新聞制作の現場を体験!“本気”だから得られる学び。


スポーツ新聞の制作現場で、プロの仕事に触れられるチャンスです。「スポーツ記事制作」の授業では、スポーツ新聞『スポエド』を制作。実践を通して取材・原稿執筆のスキルを学ぶことはもちろん、スポーツニッポン新聞社の記者や整理部(紙面の編集・デザインなどを担当する部署)の方から直接指導を受ける機会も。新聞制作の最前線に立つプロから厳しいアドバイスが飛び出すこともあり、取材対象と向き合い、本気で作品に取り組む緊張感が、大きな学びと達成感につながっています。
取材対象は、本学の強化指定部となっているフットボールクラブ(サッカー部)、男子・女子バスケットボール部、そして女子バレーボール部。グループごとに「番記者」となって取材し、リーグ戦に臨む各チームの戦いをレポート。選手の表情を紹介するコラムなども掲載し、読み応えのある新聞を目指します。

スポーツ新聞「スポエド」

TOPIC

本多悟ゼミがゼミ誌『地と人と』を発行


本多悟ゼミでは、出版コンテンツ制作の基本となる編集知識を習得し、分析・研究することで一生使える「編集力」を身に付けます。その研究成果として、企画、取材、撮影、レイアウト、執筆などすべての制作工程を学生が主体となり雑誌制作を行っています。
2021年度3年次のゼミ生は、コロナの時代、日本の地方・地域に根差して生きる人々の物語をまとめ、『地と人と』と題してゼミ誌を発行しました。

本多悟ゼミ誌『地と人と』P1~19
本多悟ゼミ誌『地と人と』P20~29
本多悟ゼミ誌『地と人と』P34~47
本多悟ゼミ誌『地と人と』P48~56

Student Voice

報道・情報の真意と「正しさ」をいつも考えるようになりました。


「メディア」の働きは時に人を救い、勇気づけ、自然災害や人災に先手を打って被害を抑えることができます。それでも、演習・実習や専門ゼミで災害、薬害、貧困といったテーマから学んでいくと、最後にぶつかるのはいつも「メディアはどうあるべきだったのか」「メディアの役割とは何なのか」という疑問でした。過去の「過ち」を学び、同じことを繰り返さないために、正しい情報を選択できるようになっていきたいと思います。