中島 金太郎

こどもコミュニケーション学科 講師
博士(歴史学)

大学では考古学、大学院では博物館学を学び、財団法人静岡県埋蔵文化財調査研究所、神奈川県教育委員会、國學院大學、長崎国際大学などに勤務してきました。博物館学では、地域の博物館の歴史および寺院に附属する博物館を、考古学は長崎県西海市に所在する中世の貿易港「横瀬浦」の研究を行っており、フィールドワークを中心に、地域に根差した調査・研究を推進しています。

研究分野:博物館学・文化財学/考古学
専門分野:博物館学史/歴史考古学


モノを中心とした教育機関である「博物館」を核として、地域の歴史を解明するための研究を行っています。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


博物館は、多くの人に開かれた学習の場です。敷居の高いところとの先入観を持たず、まず「楽しむ」ことが重要です。博物館を訪問する中で、様々なモノや知識に触れ、博物館とその機能が持つ意義について学んでもらえると幸いです。

研究テーマ


  • 地域に所在する博物館の歴史をまとめ、明らかにする。
  • 寺院が持っている「宝物殿/宝物館」の博物館としての意義を追求する。
  • 戦国時代にポルトガル船が訪れ、対外貿易港として栄えながらもわずか2年で焼失した「横瀬浦」の実態を解明する。

最近の研究活動


  • 水族館の未活用資料の把握と活用に関する研究(2023年度~現在に至る)
  • 長崎県西海市「横瀬浦」の発掘調査(2020年度~現在に至る)
  • 仏閣博物館の全国調査(2018年度~現在に至る)
  • 佐世保市、波佐見町と連携した実践的な学芸員教育の推進(2018~2023年度)
  • 静岡県博物館史の研究(2014~2017年度)

担当科目


博物館概論、博物館学実習I・II、生涯学習論I・II、こどもコミュニケーション論、こどもコミュニケーション演習(野外指導)、こどもコミュニケーション実習(野外指導)、地域ボランティアプログラムA・B・C、専門ゼミナール

趣味


  • 旅行(様々な土地に行き、その地域の美味しいもの、特徴的なものを探すことを趣味としています)
  • 文化財めぐり(文化財や世界遺産を訪問し、写真を撮るのが好きです)
  • ビーチコーミング(特に貝殻の採取と標本化が趣味です)