大塚 紫乃

こどもコミュニケーション学科 准教授
博士(人文)

幼児の認知発達についての基礎研究を進め、幼児教育教材を発達心理学の視点から分析する応用的な仕事にも携わってきました。おもちゃや絵本への関心も持っています。

研究分野:心理学
専門分野:発達心理学


発達心理学は、人がどのような要因でどのように発達するのかを知る学問です。赤ちゃんから高齢期まで、生涯に渡る発達を扱います。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


発達心理学を通して、自身のこれまでとこれからの発達を見つめることができます。テーマは日常的な事柄全てに及びますので、当たり前に行っていることや自身で問題になっていることに気づけるようになると良いと思います。

研究テーマ


①子どもの応用力の発達(個人研究)
・幼児や児童が得た知識を他の場面に応用することができるのか研究を行っています。子どもの応用力の発達について解明し、これからの教育に役立てることを目標にしています。

②発達支援チェックリストの開発(共同研究)
・子どもの状況の把握に役立つ発達支援チェックリストの作成を試みています。このチェックリストを通して、すべての子どもがニーズに応じた保育が受けらえるように社会に提言していきたいです。

③スポーツボランティアの意義(共同研究)
・大学生が、子どものスポーツに関わるボランティア活動を通してどのような力を身に着けるのか、研究しています。保育につながる力の育成を目指し、ボランティア活動の実施と効果の検討を重ねています。

担当科目


こどもと読み聞かせ・メディア、保育の心理学、幼児理解、言葉の指導法、こども教材開発演習、保育実習I・II、保育実習指導Ⅰ・II

趣味


・ダンス
モダン、クラシック、ジャズ、何でも。児童舞踊から入り、表現する楽しさと難しさに、ずっと魅せられています。
・温泉旅行
近場で、有名でないところでも、年に1回くらいは行けるとうれしいなと思っています。