メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科
江戸川大学では、3年次に所属したゼミナールで専門研究を行い、4年次には卒業論文を執筆します。各ゼミの指導教員は卒業論文のうち優秀な論文を優秀論文として推薦します。優秀論文発表会では、優秀論文を執筆した学生がプレゼンテーションを行い、最も優秀な論文が選考されます。
【論文概要】
本研究は、子どもに関わる大人へのアンケート調査ならびに子どもへの実験を通して、保育における音楽の効果を明らかにした論文です。アンケート調査では、子どもに関わる保育者、教員、保護者を対象に子どもの養育・保育での音楽の活用度や、音楽の効果に対する考え方について調査を実施しました。実験では4、5歳児に対して、音楽あり・なしの2条件で描画表現の比較を行いました。考察では、音楽が子どもの発達に与えるポジティブな効果を認めながら、効果を引き出すためには、音楽のみに頼ることなく、音楽を保育のツールとして活用する重要性について論じました。
【選考のポイント】
実習やボランティアの経験で抱いた自らの疑問点を、研究計画へ見事に反映し、実践した点、考察において巨視的な視点で保育における音楽の役割を論じた点が特に秀でていました。さらに、論文作成から発表までの取り組みにおいて、「子どもの最善の利益」の視点が通底していたことも素晴らしい点でした。真摯に取り組んだ卒業論文作成の経験が、今後の保育実践に生かされることを期待しています。