vol. 197 2022年7月20日

常にマーケティングの視点から考える

マス・コミュニケーション演習・実習

井上一郎先生の演習・実習では、J1に所属するサッカーチームの観戦者数の増加をテーマに、いくつかのグループに分かれて意見を出し合い企画を考え、プレゼンしました。普段何気なく見ている企画のターゲット層などを今までとは違う視点から考えることができ、とても興味深く面白かったです。

現在所属しているゼミ

江間直美先生の専門ゼミでは広報・PRやイベントについて深く学ぶとともに、それに関連したSDGsの内容も学ぶことができます。今年の11月には消防署に出向き、普通救命講習を受講してきました。これはイベントの危機管理の面で非常に大切となる資格の一つです。各企業や団体が行っているSDGsの取り組みについても学びました。SDGsには「貧困をなくそう」や「ジェンダー平等を実現しよう」など17の目標、そして169のターゲットがあります。講義の中でももちろん学ぶことができますが、江間先生のゼミではより深く理解することができます。

演習・実習やゼミを通して「身に付けられたもの」

私は演習・実習や専門ゼミを通し、その広告はどのターゲット層に向けて制作されたものなのか、どのような効果を見越して制作されているのか、本当にターゲットに伝えたいことは何なのかなどを考えるようになりました。イベントについても歴史や概念を学ぶだけでなく、実際に企画を立案しプレゼンを行うことでマーケティングの視点を持つことができるようになりました。

研究テーマ

SDGsの中の一つである「ジェンダー問題」と、近年増加傾向にある働く女性が主人公として物語が展開されているドラマ、特に医療ドラマのPRに注目し、働く女性へのイメージは現在どのようなものなのか、また女性主人公の医療ドラマによってそのイメージはいったいどのように変化していく可能性があるのかを分析・考察し、論文を執筆しようと考えています。

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科3年

N.N.さん

(2022年3月取材)