vol. 178 2022年3月16日

自身の強みとなったのは「客観力」

4年間を振り返って

ゼミでの活動に力を入れてきました。所属したのは北原教授のゼミで主に競技スポーツを中心に心・技術・身体・考えの基である心技体智を学んできました。なかでも、卒業論文「競技スポーツに於ける心の変化が競技に与える影響」では、実際のフィールドワークでの調査や研究を通して深く学ぶことができ、今後の自身の行動に還元していくための知恵と知識を見つけることができました。

進路のきっかけ

経営社会学科の講義では、実際の会社経営や店舗経営、運営側の視点に立って考えることが多く、常に「相手の立場での視点」を意識する客観性が重視されました。内定先の業界は人材・広告業界で、相手の立場になって考えることが他の業界に比べ多いので、本学での学びをより生かすことができると思いました。自然と客観性が重視されている業界を選択したと思います。

就職活動に役立ったこと

学びを通して自身の強みとなったのは「客観力」です。客観力が身についたおかげで就職活動の際のグループディスカッションで協調性を持ちつつリーダーシップを取ることができました。面接官の質問の本質はどのような点にあるのかを見極められるようになった気がします。これも講義で身に付けられた客観力を生かすことができた結果だと思います。

就職活動で支えになったこと

ゼミでは毎回、指導教員の北原教授が就職活動の状況を気にかけてくださいました。進路のことで相談にのってくれることもたびたびあり、とても心の支えになりました。また、キャリアセンターでは履歴書や面接の対策に加え、内定後の書類提出の際にも相談にのっていただきました。様々な形で手厚いサポートをしていただいたと感じています。

卒業後目標としていること

まずは、本学での学びで身に付けた客観力を生かしつつ、先頭に立って重要な業務にも判断を任せていただけるような存在になりたいと考えています。内定先は人材・広告業界に加え、就職サービスの業界でも知名度が高い企業ですので、これから就活をする学生と接点を持った際には少しでも満足のいく就活ができるように、全力でサポートしていきたいと考えています。地道な努力を続け、小さな信頼、自信を積み重ね、ゆくゆくは人材・広告業界を大きく成長、発展させ引っ張っていけるような存在になりたいと考えています。

社会学部 経営社会学科 4年

S.R.さん

株式会社マイナビ 内定

(2022年 1月取材)