vol. 177 2022年3月16日

ボランティア活動が進路のきっかけに。

特に印象に残っていること

大学2年生の時に履修していた博物館実習の授業です。夏休みを利用し、長野県諏訪市の諏訪湖博物館に宿泊実習に行きました。その際、学芸員さんが日々行っている博物館業務に携わらせていただきました。学芸員の仕事を実際に体験できる機会はめったにないので貴重な体験ができました。

成長したと感じたこと

コミュニケーションの柔軟性は格段に成長しました。きっかけは大学2年生から始めた博物館ボランティアです。人見知りだった私ですが、博物館ボランティアを通してたくさんの人と関わることが増えました。コミュニケーションを円滑に進めるため、トライアンドエラーを繰り返し、自分なりのコミュニケーション術を身に付けることができました。

進路選択のきっかけ

学芸員の資格の勉強をしていくうちに、博物館と美術品に興味を持ちました。そこから博物館について知りたいと考え、博物館でボランティア活動をさせていただくことになりました。主にお客様対応をするのですが、だんだんお客様と接することに興味を持ち始め、それを仕事にしたいと考えました。なので、就職先はサービス業を選択しました。

就職活動で役立ったこと

現代社会学科は、フィールドワークを大切にしており、実際に現地に赴き、調査することが多いです。その際には、現地で満足のいく調査をするために入念な事前調査や、スケジュール調整が必要になります。就職活動にも当てはまることなので、これらの経験があったおかげで、ことが順調に進んだと思っています。

仕事に生かせる経験

自分の知らないことを知り、貴重な経験をたくさんすることができた学生生活でした。博物館に調査しに行ったり、博物館で実習をしたり、インターンシップでは発掘作業にも携わらせていただきました。その際に、自分の知識・経験不足でご迷惑をおかけしたことや、コミュニケーション不足で理解ができていないまま学習していくこともありました。この経験から、何事も勉強をし、コミュニケーションを充分にとり、わからないを無くしていくことが大切であるということを学んだので、仕事でも生かしていきたいと思います。

社会学部 現代社会学科 4年入学

T.M.さん

日本マクドナルド株式会社 内定

(2022年 1月取材)