vol. 160 2021年3月22日

こどもの気持ちに寄り添える保育者に。

特に興味を持って取り組んだ科目は?

心理系の科目です。元々大学に入る時に、心理も学びたいと思っていました。
子どもにスポットを当てた授業なので、子どもの心の発達について学びました。子どもの心は、大人が思っている以上に色々なものを感じていて、子ども達が見ている世界が素敵なものだと知ることが出来ました。またそれだけでなく、発達がゆっくりな子の心理も学ぶことができ、どんな子どもにも寄り添える思考などを身に着けることが出来ました。

ゼミ活動で取り組んだことは?

村上ゼミでは、担当の先生が心理専攻だったので、心理について教えてもらうことが出来ました。
一番印象に残っていることは、心理でよく使われている自己分析を実際に行い、先生が解説してくれたことです。自分の思考や性格にはどのような傾向があるかがわかり、自分の思考の特徴を知ることが出来ました。

卒業論文の研究テーマは?

「道徳性の内在化について」をテーマにしました。
道徳性はいつからあるのかや、どのように発達していくのかということや、道徳に携わる大人は、道徳についてどのような認識で教えているのかや、保育者自身が子どものころに道徳をどのように捉えていたのかということから、子どもとってに道徳教育は必要なのか、子どもにとってどのような道徳が必要なのかを研究しました。

卒業後の進路は?

幼稚園教諭として、子どもが喜んでいる時は一緒に喜んだり、悲しんでいる時は一緒に悲しめるような、子どもの気持ちに常に寄り添える保育者になりたいと思っています。
また、それだけでなく、子ども時代に子どもにとって必要な経験をたくさんできる環境を作り、子どもと一緒に学び成長できる保育者になれるよう頑張りたいと思います。

メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科 4年

G.M.さん

(2021年3月取材)