私自身が最も成長した出来事は、学校での(幼稚園・保育園・施設)実習だと思います。実習では、学校で学んだことだけではなく実際に現場での保育の難しさをとても痛感しました。子どもたち一人一人に合った課題もあり、声掛けの仕方やどこまでの援助がその子の為になるのか日々考え試していくことの大切さを感じました。働くということの大変さや責任感などを学べたことは私にとって大きな成長につながりました。
「器楽表現の技術A」という科目がとても実習で役にたちました。器楽授業では、ピアノなどのスキルアップに力を入れました。私はピアノを1年間だけやっていたのですが、大勢の前で引く機会は滅多にありませんでした。授業では、大勢の前やデパートの中などで演奏する機会がたくさんあり人前でも緊張せず弾けるようになりました。その為、実習で子どもたちの前でピアノを弾く機会があっても楽しんで演奏することができました。
私が、保育士に興味を持ったきっかけは幼児期の頃の保育園での楽しかった思い出にあります。保育園での先生や友達との日々の遊びがとても楽しく、先生からは体を動かす大切さや成し遂げる力、達成感を教わり今の自分にとってとてもかけがえのないものを教えてくれました。そのため大人になったら子どもと関われる仕事をして先生のような人になりたいと思い保育士という道に進みました。
学校で学んだ保育の知識やピアノ、読み聞かせなど、これからの仕事に必要なものを振り返り取り組んでいきたいです。また、保育というのは、社会環境やニーズによって変わっていくので、研修などに参加し常にその時代に必要な保育ができるよう日々勉強していきたいです。
メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科 2019年3月卒業
N.M.さん
保育士 内定
(2019年2月取材)