将来できるだけ多くの選択肢を持つことができる大学に進みたいと考えて、大学を探しました。江戸川大学の社会学部現代社会学科は、観光や文化人類学、環境など幅広い分野について学ぶことができ、フィールドワークで様々なことを経験することができると知り、江戸川大学に進学することを決めました。
学園祭実行委員会や学外のボランティアとして活動しました。学園祭実行委員会は 1 年生から参加し、2 年生では学園祭実行委員会の幹部として運営に携わりました。学外のボランティアでは、誰かの役に立つ経験をしたいと思い、板橋の高島平にある団地街で住民の方のお手伝いをしました。両方の活動を通して、学科以外の先生方や職員さんと接する機会や学外の方々と関わる機会が増えて、経験を得ることができただけでなく、交友関係も広げることができたと感じています。
ゼミでは「障害者差別の認知教育に関する研究~ユニバーサルデザイン教育の必要性~」をテーマに研究しました。大学生活で高齢者の方、障がい者の方と関わるボランティアを体験したり、ゼミの教授に勧められ「サービス介助士」という資格を取得したことで、観光など様々な視点から「福祉」というものに触れてきました。その経験を通して、生活をしていく上で多くの問題を抱えている人がいることを知り、「できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインする」という意味であるユニバーサルデザインの概念が社会に浸透していけば、もっと多くの方々が生活しやすい社会に近づくと考えました。また、すべての人が携わる「教育」にユニバーサルデザインの分野を取り入れていくことで、この問題が軽減されるのではないかと考えました。
漠然と旅行業界を中心に就職活動を行っていましたが、自己分析で観光や旅行に興味を持っているのではなく、「福祉」に興味を持っていると気づきました。福祉といっても、介護士などではなく、障がい者や高齢者でも同じように使ってもらえるサービスを提供していきたいと思いました。人を選ばないサービスを提供していける企業はないかと探して、内定をいただいた企業を見つけました。会社説明会での説明を聞いて、この会社なら私の経験を活かして多くの人に喜んでもらえるサービスができると考えました。
社会学部現代社会学科 4 年生
K.N.さん
株式会社リムジン・パッセンジャーサービス 内定
(2018年11月取材)