オープンキャンパスで、知覚(錯視)に関する心理学についてお話しを聞き、錯視が心理学だということと、科学的に説明できること、万人におこり得る現象であるということを初めて知り、深く興味を持ちました。また睡眠に関しても学ぶことができ、睡眠に関する実験環境が整っている大学だと知り志願しました。
学業はもちろん、学内のヘルプデスクでアルバイトをしたり、オープンキャンパスのスタッフなどにも積極的に取り組みました。また、4 年生の時には実験を行っていたため、夏休み中も大学通い最後まで充実した学生生活を過ごせました。
「断眠と刺激の情動価が注意の瞬きに与える影響」というテーマで研究しました。注意の瞬きは人の見落としに関する現象で、どうしても起こってしまうミスの一つです。そこに「快・不快」の感情によってどう変化するかと、もともと興味を持っていた睡眠を絡めて研究しました。初めに立てた仮説は崩れましたが、興味深い研究が出来たと思います。
パソコンが好きだったのと、一つ上の先輩から聞いた GAB の試験に興味を持ち、IT 企業を志望していました。IT 業界に多い客先常駐をあまりしたくなかったため、社内での勤務の割合が多い企業を探しました。その中で勉強に対する姿勢や、会社の雰囲気などを確かめたうえで、内定先の企業に決めました。
レポートや卒業研究による文章力です。人に分かりやすく説明するために必要な情報は何か、説明するために必要な最低限の情報をコンパクトにまとめる方法などの力が、レポートや卒業研究では重要でした。その時培った文章作成の能力や説明力が、就職活動の面接で役に立ちました。これから先も様々な場面で役に立つと思います。
社会学部人間心理学科 4 年生
K.M.さん
株式会社ジェイ・クリエイション 内定
(2019年1月取材)