vol. 13 2015年4月1日

こんなに違うの!?ニュージーランドで触れた、保育の現場。

パーマストン・ノースに約2 週間滞在し、ホームスティしながら学ぶ海外研修に参加しました。私にとっては初めての海外経験。いちばん心配だったのは「ごはんと英語」でした。

でも、とてもやさしくしてくれたホストファミリーとの食事はいつもおいしかったし、ニュージーランドでは定番のアイスクリーム「ホーキー・ポーキー」や、「フィッシュ&チップス」も最高でした。少し苦手な英語での会話も、最初の数日間はゆっくり話してもらい、私は辞書やジェスチャーを交えてコミュニケーション。一緒に過ごすうちに、自然とネイティブの発音やスピードに慣れてきました。

研修中は英語の授業やアクティビティ(余暇プログラム)のほか、2か所の保育施設を訪れて幼児教育の現場を体験。そこで驚いたのは、ニュージーランドの幼稚園では「自由」がとても尊重されているということでした。たとえば、保護者が先生の代わりを務める「プレイセンター」と呼ばれる施設では、こどもたちが好きなことをして過ごします。教材づくりやセンターの運営にも携わるなかで、保護者自身が学べることもたくさんあるんだとか。幼稚園では園庭で遊ぶのも屋内で遊ぶのも自由。「遊びの時間」「勉強の時間」なども決まっていなくて「遊びを通して学ぶ」環境がつくられています。
 
今後は、海外と日本の教育制度 やその理念・文化の違いについてもっと勉強したいと思います。そのためにも、まずは日本のことをしっかり学び、日本語力と英語力を鍛えたいです。

メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科

U.Y.さん

 

(2014年度取材)