vol. 12 2016年12月21日

自分を信じ、地道な努力が結果に繋がる

人間心理学科の授業やゼミで学んだこと・経験したことの中で、とくに印象深いものや、興味を持って取り組まれたものを教えてください。

2年次の実験演習、実習が強く印象に残っています。毎週のように課せられるレポートを、友人達と苦労しながら執筆したことはいい思い出でしたし、レポート提出の習慣化が卒業論文の執筆と日常生活における時間の使い方に大いに役立ちました。

学科の授業やゼミを担当された先生方からの指導やアドバイスのなかで、とくに印象に残っているものはありますか?

2年次のレポート課題の成績が伸び悩んでいた頃、担当ではないですが、親しくさせていただいた先生に「赤羽根さんが頑張っているのは、分かる人には分かってるよ」とおっしゃっていただけたことです。努力が思うように評価に反映されず、何がいけないのか悩んでいましたが、このアドバイスを信じ、そのまま地道に努力した結果、最後には周りと大きな差のある納得いく結果がついてきました。

人間心理学科での4年間を経て、ご自身として成長できたと感じるのはどんなところですか。

時間の使い方です。人生の中の貴重な4年間、そして最後の学生生活をより充実なものにするため私は「学業」「アルバイト」「趣味」3つの軸のバランスを常に意識しながら生活していました。その結果、学業を頑張ったからこそ、趣味がより充実し、今後の学業のやる気に繋がるというメリハリを学びました。自分自身の成長や自分らしさを保つのに必要なものを取捨選択し、無駄のない生き方を今後も続けていきたいです。

担当されているお仕事の内容を、簡単にご紹介ください。

病院内での勤務です。主に、手術室運営に関わる業務を医療従事者とともに行います。

現在のお仕事について、魅力や、やりがい・おもしろさを感じているのはどんなところですか。

文系でも医療現場で活躍できるとこが魅力的だと思います。幼い頃から、リーダー役の補佐をすることが多く、必要とされることがやる気に繋がっていたので、人の命に関わる医療従事者を現場で支える仕事ができることに喜びを感じています。

人間心理学科で学んだこと・身につけたことは、お仕事のなかでどのように役立っていますか。

授業や卒業論文で学んだ心理学の知識は、日常生活でもかなり役立っています。人の悩みを学問として客観的に捉えることができるのは問題解決にも大きく貢献しているのではないかと思います。

社会学部人間心理学科
2017年3月卒業

A.M.さん

日本ステリ株式会社
総合職

(2016年12月取材当時)