vol. 11 2016年12月21日

心理学への興味・関心がより一層高まった

心理学に興味を持ったきっかけや、江戸川大学の人間心理学科を選んだ理由があれば教えてください。

心理学に興味をもったきっかけは、人を惹きつけられる話し方や動作にはどのような背景・要因があるのかと思ったからです。
江戸川大学の人間心理学科が他の大学と大きく違う点は、心理学の基礎を幅広く学び、そこから自分の興味のある専門分野を学べるカリキュラムがあることです。基礎を学んでから選ぶことによって、視野が広がり、自分のやりたいこと、興味のあることが明確になるのではないかと思いました。私はそこに魅力を感じたため、江戸川大学に決めました。

それぞれの授業について、とくに面白さや魅力を感じたこと、興味を持った内容を教えてください。

「心理統計学」
統計的検定を行うことで、実験の仮説が正しいか否かを導く方法を学び、実際に自力で答えを出せた時は、達成感と自信に繋がり、実験の魅力に気付くことができました。
「人間心理学基礎」
仲間と意見を出し合って、PowerPointを使用して書籍紹介のプレゼンテーション資料を作成した際は、今まで知らなかったことや客観的に見ることの大切さに気付けたため、人の立場に立って何かを行う難しさを実感しただけでなく、自分のスキルを磨くことができました。
「基礎ゼミナール」
心理統計学で学んだことを実践する場であるExcelをつかっての授業で、統計処理の手続きを一歩ずつ丹念に進めて最後の結果を導きだす作業は、どのような結果になるのだろうというワクワク感と面白さを感じました。

上記の授業で学んだ・身に付けたことのなかで、とくに意義があったと思うものと、その理由を教えてください

私が授業で身に付けたもののなかで、とくに意義があったと思うものは、ExcelやWordといったツールを使ってのパソコンスキルを磨くものです。
これらは大学にいる間だけでなく、社会に出てから様々なところで使います。これはどんな場面で使うのだろう、もっと別のやり方があるのではないかと考えながら使っていくうちに、将来やりたいことを考えられたからです。

人間心理学科で学ぶ中でとくに魅力を感じているものがあれば教えてください。

心は、目では見えないが、質問紙や投影によって測定し、考察できるものなのだと学びました。しかし、ちょっと間違うと危険な領域だと学び、心理学は曖昧な気持ちで入ってはいけない分野なのだと思いました。それと同時に人によって心に対する見方の違いも学び、「心理学」と一括りにするのは簡単ですが、実はとても奥深く、繊細な分野なのだと思いました。

今後の目標や進路について

入学当初は販売関係のお仕事に興味がありましたが、現在では様々な講義を聴いていくうちに商品開発にも興味が出てきました。これからは心理学を学びながら、それをどのように活かせるか考え、自分のやりたいことをしぼっていきたいと思います。

心理学を学ぶなかで挑戦してみたいテーマや楽しみにしている授業などあれば教えてください。

心理学に関するものは全てに興味がありますが、特に強いのが社会心理学や色彩心理学です。人は他人や物をどのように認識してどのように感じているのかといった人の見方や感じ方を、自分の目で発見していけることがとても楽しみです。

社会学部人間心理学科
1年生

M.S.さん

(2016年12月取材当時)