メディアコミュニケーション学部
情報文化学科
江戸川大学では、3年次に所属したゼミナールで専門研究を行い、4年次には卒業論文を執筆します。
<論文概要>
本研究では、AIフレームワークの1つであるTensorFlowを利用する際に、その複雑さを隠蔽し、AIを利用したPythonプログラムを簡単に作成することのできるモジュールを開発した。TensorFlow Hubの学習済みモデルを利用した画像分類のほか、Teachable Machineで構築したオリジナルモデルを利用することもできる。本研究で開発したモジュールを活用することで、コード量を大幅に減らし、複雑なデータ構造を直接扱わずにコーディングできる。さらに、Pygame Zeroの利用を想定し、初学者が楽しみながらプログラミングできる構成としている。
<選考のポイント>
根岸さんは、常にコツコツと努力を積み重ね、一つの到達点に満足せず、興味の赴くまま、研究を深めていきました。本研究は、情報活用能力・AI人材の育成が注目されている現在において、AIを利用したプログラム作成を容易にし、AI学習の裾野を広げることに貢献するものとなっています。以上の点を評価し優秀賞として選考しました。