江戸川大学では、3年次に所属したゼミナールで専門研究を行い、4年次には卒業論文を執筆します。

2021年度 卒業論文

「ロボットプログラミング~Pepperで大学案内プログラムの作成~」
淡路 智史さん(小原ゼミ)

<論文概要>
本論文では、新型コロナウイルス感染症防止の一環として人が接触することなく江戸川大学を紹介するプログラムを作成しました。Pepperの開発ツールである”Choregraphe”を用いて、プログラムの構築を行い、その成果を卒業論文としてまとめました。Pepperの胸元にあるタブレットを操作することで、大学の案内をする仕様にしており、大学構内の写真をタブレットに映し、その場所に関連する説明をPepperが話すことで、聞き手が理解しやすいようなプログラムを構築しています。

<選考のポイント>
本論文では、Pepperの開発ツールである”Choregraphe”を用いて、江戸川大学を紹介するプログラムの構築を行いました。システム開発の基本である要件定義、プログラミング、テストがしっかり行われいます。特にプログラミングでは、何回も試行錯誤を繰り返しながらバグを改善し目的のプログラムを完成させることができました。その成果を卒業論文としてまとめあげています。


「現代における異文化コミュニケーションとは-人権問題に闘った活動家からヒントを得る-」
村沢 大輝さん(水野ゼミ)

<論文概要>
本この論文では、他者と関係を築くうえで必要になる異文化コミュニケーションについて、異なるものどのように向き合っていけばよいのかという疑問について検討した。序列や差異による不公平な扱いをなくそうと闘った 3 人の活動家のものの見方や考え方から、対立の生まれない平和な世の中のための、また、自己が異文化コミュニケーションを実践するための意識などについて考察した。特に、相手を理解する努力と相手との違いを楽しむことが必要であると指摘する。

<選考のポイント>
ニュージーランド異文化理解研修で経験したことを基に「異文化コミュニケーション」について研究している。文献を用いて深く掘り下げ、一人ひとりが異文化コミュニケーションを実践するための意識について具体的に示唆に富む考察をしている点が優れている。