特に面白かった授業は他学科になってしまいますが、山田ゴロ先生の現代マンガ文化論です。授業の内容は漫画の成り立ちや、方法論など様々な漫画に関する智識を身に着けることができました。また、ゴロ先生自身のことなどもいろいろ知ることができて楽しかったです。私が漫画を好きということもありますが、受けていてよかったなと感じる授業でした。こういった他学科の授業を多く履修できるのも江戸川大学の魅力の一つだと思います。
情報文化学科の授業だと、英語プレゼンテーションです。外国籍の先生でとても楽しく授業できました。QPRFC(現イングランド2部のプロサッカークラブ)のファンだと言ったらいじられたのもいい思い出です。授業内容は文法や単語の学習よりも、会話や外国のプレゼンの方法などを学びました。プレゼンの方法などは就職活動で受けが良かった記憶があります。
私は1年生の時にニュージーランド研修(約2週間)に参加しました。研修先はニュージーランドの南島東海岸側に位置するクライストチャーチでした。
ホストファミリーのお宅に滞在させていただき、平日は現地の学校で授業、授業後は基本的にホストファミリーと過ごします。私は滞在先のお子さんとジェンガやUNO、お絵かきなどで遊びました。休日は、ホストファミリーの方とラグビー(地元のクラブチーム)観戦や、植樹体験などをしました。わずか2週間ほどの滞在でしたが、濃密な時間を過ごすことができました。また、この研修を通して江戸川大学内での友人もでき、行ってよかったなと思います。
情報資格は、ITパスポート、情報セキュリティマネジメント試験を取得しました。
勉強方法はとにかく過去問題を解いて、見直すの繰り返しです。これらの資格は毎試験だいたい同じような問題が出るので、「あ、これ進研…じゃなくて過去問題でやったやつだ!」ってなると思います。
資格=(資格分野の)知識があること、特定のことをできる力があることを証明できるものです。口だけの「できます。」より何倍も信用されると思います。たとえ、情報系の資格以外でも、将来やりたいこと、仕事に必要(任意でも)な資格は取っておくと役に立つと思います。
私の卒業論文のテーマは「日本版フェアユースの後の2次創作」です。
現行著作権法では2次創作は、著作権侵害になる可能性が高いのが現状です。この基本的に著作権侵害となっている状況を改善する方法としてフェアユースに着目しました。日本もフェアユース実現に向けた動きを見せており、それが日本版フェアユースです。その日本版フェアユースの今後と2次創作への影響を調べたのが、私の卒論になります。
※1ここでいう2次創作は、原作マンガやアニメなどの同人誌を作るようなことを指します。
※2 フェアユースはアメリカの著作権法の考え方の一つで抗弁の役割である。特徴としてフェアユースであれば著作者への許諾を必要としない。訴えがあった場合フェアユースかどうかは裁判所がいくつかの要素を考慮して判断する。
メディアコミュニケーション学部 情報文化学科 4年生
I.T.さん
(2021年3月取材)