「朝型と夜型に対する潜在的・顕在的認知と睡眠習慣および生体リズムとの関連」と題して検討を行いました。研究の結果から、夜型生活を送っている学生ほど「朝型を良い」と認知している可能性が示され、自身の生活に問題を感じつつも夜型生活から抜け出せずにいるという睡眠習慣上の問題の示唆につながりました。
元々は睡眠研究所の施設を用いた本格的な実験を予定していましたが、COVID-19の流行により中止となりました。そこで、3年次の演習系授業の中で自らがテーマとして取り組んでいた「朝型-夜型のイメージ」に着目した研究を発展させるとともに、データ収集をオンラインベースで出来るようアレンジし、再スタートとなりました。急な計画変更となりましたが、興味深い研究が出来たと思います。
社会学部 人間心理学科
(2021年3月卒業)
S.Y.さん
(2021年3月取材)