江戸川大学の情報文化学科では、情報、国際コミュニケーション、ビジネスの 3 分野を学ぶことができるからです。日頃生活する中で、コンピュータを使っていくことはどのような人にも求められると感じていました。しかし、私はコンピュータについての知識や経験はほぼなく、苦手意識ばかり持っていました。江戸川大学は、全員にノートパソコンが貸与され、一から学び、ステップアップしていくことができます。
また、情報だけではなく、国際コミュニケーションやビジネスを学べることは、社会人として働いていく上で強みとなり、自分自身の可能性を広げてくれると考えました。そして、オープンキャンパスで、先輩方の輝く笑顔に憧れ、江戸川大学に進学を決めました。
「DTP 演習」です。この授業はソフトを使って、書籍や新聞などの編集を行います。その中でも、100 ページの自分史を作ったことが印象に残っています。自分の 20 年間を本にします。幼少期の自分を知ることや写真を集めることから始まり、文章を考えることや写真の配置まで、自分ひとりで自由に作り上げます。ゼロから自分で考え、ゴールに向けて実行していくことで、成し遂げる力が身に付きました。
何より自分を振り返ることは、とても楽しいです。こんなこともあった、あんなこともあったと、辛いことや嬉しいこと、色々なことを思い出します。たくさんの人に支えられてきたことも実感しました。ここで学んだ感謝する心をいつまでも大切にしたいです。
3 年次は、新聞やニュースで情報社会の現状を捉え、課題点を考えました。情報通信白書をメンバー同士で輪読しながら、情報をどのように利活用していくかを主体的に考え、それぞれの意見を述べ、議論しました。
4 年次は、「シェアリング・エコノミーによる日本社会の発展」というテーマで卒業論文に取り組みました。日本社会の高齢化を感じていて、高齢者がより暮らしやすく、社会と関わり合いながら、生きがいを持って生活していけることについて考えたいと思ったからです。私自身の思いと、情報文化学科で学んだ ICT を軸に、「共有経済」を意味するシェアリング・エコノミーに着目し研究しました。
私は、株式会社 NHK メディアテクノロジーから内定をいただき、就職を決めました。就職活動では、IT 企業に就職したいと思い活動しました。どのような分野にも ICT 化が進んでいることから、欠かすことのできない分野に進むことで、専門性を高められます。また、身に付けた情報技術は、自分自身のチカラになると思いました。IT 企業の中でも、当社に決めた理由は、公共メディアとして人々の安心安全を守り、暮らしを豊かにする業務に携わることができるからです。
大学生活での授業や活動によって、情報に関する知識、社会人として大切な挨拶やマナー、自ら考え行動する力を身につけることができ、就職することができたと考えています。
メディアコミュニケーション学部情報文化学科
4 年生
K.J.さん
株式会社 NHK メディアテクノロジー 内定
( 2018 年 2 月取材)