vol. 56 2017年6月29日

4年間で何を学び、何を経験し、何を得るのか。全力で楽しむ4年間。

どうして江戸川大学を選んだのですか?

好きだった"ファッション"というものを経営学、ビジネス視点で学ぶことができる数少ない大学だったからです。
昔からファッションが好きではありましたが、造ることには興味を持ちませんでした。
ファッションを学びたい、と思っても造る技術を学ぶ学校の方が圧倒的に多いのが現状です。
その中で江戸川大学は経営学からの視点で学ぶことができ、かつ四年制大学であったため入学いたしました。

ゼミではどんな研究をされていたのですか?

主にファッションビジネスを中心に研究しておりました。
具体的に申し上げますと、ファッション業界の構造や実在するファッションブランドの経営戦略等、リアルタイムな情報を基に研究しておりました。
また、マーケティングの一環としてファッションショーのプロデュース演習もおこないました。
使用する服やランウォークするモデル、会場の製作をおこなう業者等、全て研究室の学生で交渉し、企画する実践的な演習でした。
その他にも仮想ブランドを創造するブランディング演習などもおこなっておりました。
また卒業研究では、それまでに学んだ知識、培った経験を基に1990年代と2000年代を比較分析したファッション業界における業態構造の変遷と、現在も台頭しているSPA業態の位置付けを予測しました。

ゼミ以外では、大学で何をされていましたか?

ゼミでおこなっていたファッションショーのプロデュース演習の際に知り合った方の元で、いくつかのブランドの新作発表等のショー運営をおこなっておりました。
ブランドがおこなうショーに日々圧倒されておりました。

就職(進路)先はどのように選びましたか?

ファッション業界のビジネス職を希望しておりました。
しかし専門的に学んでいても、中々新卒で募集しているところはありませんでした。
もちろんタイミング等もあったかと思います。
そこで視点を変え、まずはセールスを経験しよう、と活動しジュエリーを扱うラグジュアリーブランドに入社いたしました。
3年間富裕層を相手に高級商材の販売をし、現在は大手商社の事業子会社へ転職して名だたるブランドを相手に販売促進を中心とした企画営業をおこなっております。

最後に、学生へのメッセージをお願いします。

大学の4年間は長いように思えてもすぐに過ぎていきます。
その4年間で何を学び、何を経験し、何を得るのかがとても重要だと思います。
学ぶといっても、勉強だけではありません。
様々なことを経験してみて下さい。
徐々に視野が広がり、知識を得て、面白みのある人間になれると思います。
全力で4年間を楽しんで下さい。

社会学部 経営社会学科
2014年3月卒業

Y.K.さん