冨田圭弘君を一言で紹介すると、誠実な努力の人と言えます。目標に向けて努力を続けることが出来るという得難い力を持っています。大好きなコンピュータや情報について学び、一つ一つ自分の体に吸収してきました。また、熱い向学心を持ち、自らの知的好奇心の赴くままに、様々なことを学んできました。
私が高校生の時にコンピュータについての勉強がしたいと思っていました。コンピュータについて勉強できる大学を探していたらコンピュータと英語の2つを中心としている江戸川大学情報文化学科を見つけました。将来のことを考えた時に、コンピュータのスキルだけでなく、英語もある程度分からないといけないと感じたので、江戸川大学に入学することを決めました。
私の大学の4年間は新しいことへの挑戦の連続でした。江戸川大学に入学した頃は、プログラミング以前に、WordやExcel、Power Pointの使い方すらよくわからない状態で、授業の内容についていくことに精一杯でした。ですが、先生方や周りの友人達にやり方を教わることによって出来ることが増えていきました。その後は大学で学んだ授業の内容の理解を深めるためにMOSやITパスポート、基本情報技術者などの資格の取得に挑戦しました。
私のゼミの研究テーマは「人工知能が与える人間社会への影響」です。人工知能の分野ではコンピュータが学習する手法の一つとして機械学習があります。機械学習を具体的にする手法の中で「ニューラルネットワーク」に注目しました。現在の「ニューラルネットワーク」の最新の技術が「ディープラーニング」になります。「ディープラーニング」が社会でどのような影響を与えるのかを論文にまとめました。「人工知能」のテーマを選んだきっかけは3年のゼミの課題で今自分が興味のある本を読んで、授業内で解説をするという課題が出された時に初めて人工知能に関する本を読んだ時に、その内容が面白く、人工知能についてもっと知ってみたいと思ったからです。
私は大学に入学した頃から、IT業界に進みたいという思いがありました。IT企業にインターンシップや会社説明会に積極的に参加し、人事の方の説明をしっかり聞き、経営方針など自分が強く共感できたところを選びました。
社会学部 情報文化学科
2017年3月卒業
T.Y.さん
(2017年3月取材)