vol. 51 2017年4月30日

人間関係を大切にしながら休まず大学に通った4年間

齊藤美帆さんは、4年間積極的に勉学に取り組み続け、大変優秀な成績を収めました。卒業研究では、対人場面での錯覚に与える眠気の影響について検討し、それをまとめた論文は本年度の人間心理学科最優秀卒業論文に選ばれています。どのような場面でも、やるべき事を正確に把握し、ミス無く高い水準でこなす齊藤さんは周りからも信頼され、オープンキャンパスなどでも学生スタッフとして活躍してくれました。

江戸川大学を選んだきっかけ、理由は?

オープンキャンパスに参加した際、睡眠実験室を見学させて頂いたのがきっかけです。
大学では心理学を学びたいと思っていたので、高校の指定校推薦欄の中からいくつか見学に行きました。その中で、先生の質の高い説明や在学生のぶっちゃけた話を聞いて、「ここでなら安心して学べる」と感じたので、江戸川大学に入学を決めました。

大学ではどんなふうに過ごしましたか?

最後の学生生活になるので一日も無駄にしたくないという気持ちがあり、休まず大学に通うことを目標として過ごしました。
その中で、勉強も人との付き合いも大切にしようと考え、友人や先生と関わる機会を増やしていきました。友人と勉強したり遊んだり、先生への挨拶を心がけ、オープンキャンパスや保護者会などの活動のお手伝いもするようにしました。

ゼミの研究テーマは?

「断眠が友人関係における透明性の錯覚に与える影響」について研究しました。「何か1つでも新奇性のある論文を書く」というゼミのルールから、今までの授業で1番を持った睡眠心理学と、もっと深く勉強したいと思った社会心理学を掛け合わせて、普段の生活の中にある「眠気」と「対人場面での錯覚」に焦点を当てました。

就職(進路)先はどのように選びましたか?

特にやりたい仕事も入りたい会社も浮かばなかったので、全然決まらなかったなか、キャリアセンターの方に指導して頂くようになってから順調に選考を通過するようになりました。その中で紹介して頂いた会社の1つが私に合っているのではないかと感じたので、その会社に決めました。

社会学部 人間心理学科
2017年3月卒業

S.M.さん

(2017年3月取材)