vol. 34 2016年12月21日

ゼミを通じて学んだ、仲間の大切さ 謙虚な気持ち

学科での学びや経験で、とくに印象に残っているものは何ですか?

専門ゼミで体験したサンディエゴロケでプロデューサーに挑戦した時です。ゼミ生全員の体調管理や予算の見積もり、その他航空券やホテルのリサーチやロケスケジュールの作成などを必死に取り組み、精一杯準備をしてロケに挑みました。
しかし、見積もり以上にロケ費を使わなければならない問題が起きてしまい、責任を感じている私にゼミ生のみんなは「1人ミスはみんなミス」と嫌な顔一つせず一緒に解決策を考えてくれました。
この時改めて仲間の大切さを強く感じ、この経験から番組作りの難しさと仲間と支え合い、協調性を持つ事が困難を乗り切る最大の力になる事を知りました。

内藤先生のお話や指導内容のなかで、印象に残っているものは何ですか?

人としての礼儀や立ち振る舞いが未熟者な私に内藤先生は「常に謙虚で努力を怠ってはならない。この先一人前になったとしても、さらに謙虚な者こそが本当の実力を養える」とご指導して下さいました。
この言葉をきっかけに番組制作は一人では絶対に成り立たず、多くの方達の協力があってこそ成り立つものだという事に気付く事が出来ました。卒業してからも内藤先生から教えて頂いたこの言葉を胸に刻み、常に自分よりも相手の気持ちを考え、謙虚に努力を重ねていきたいと思います。

ご自身として成長できた・変化したと感じるところがあれば教えてください。

仲間の大切さに気付く事が出来ました。映像制作は難しい事ばかりで、何度も挫けそうになりましたが、その度にゼミ生が助けてくれてここまで頑張れる事が出来ました。
卒業してからもゼミ生はずっと仲間です。テレビ業界は今まで以上に難しい事や大変なことが多いと思いますが、仲間と支え合い頑張っていきたいと思います。

卒業後の目標は何ですか?

まずは、ADとして内藤ゼミで学んだ事を生かし、目の前の仕事に全力で取り組んでいきたいと思っています。そしていつかはディレクターとして番組を制作したいです。
テレビ業界には、内藤ゼミ出身の人が多くいます。将来は先輩方や同期、僕ら後に続く後輩達と一緒に番組を制作出来たらいいなと思っています。

メディアコミュニケーション学部 マス・コミュニケーション学科
2017年3月卒業

N.H.さん

株式会社 ザ・ワークス

(2016年12月取材当時)