vol. 33 2016年12月21日

「失敗と挫折」が意欲へ繋がり、今の自分がある

内藤先生からの指導やアドバイスのなかで心に残っているものはありますか?

「失敗と挫折をたくさん経験する」ということです。内藤ゼミでは卒業制作に向け、自分たちで企画を立て、ロケ地を決め、多岐にわたる取材ネタをプレゼンテーションしながら海外ロケに臨みます。その進行方向はもちろん撮影、編集に至るまでプロと変わらない方法で制作していきます。
僕たちは2年時の冬に台湾、3年時の冬にはニューヨークと2度の海外ロケに挑戦しました。学生の身分で本当に貴重な経験だったと思います。ロケの何日も前からカメラの練習を繰り返し自信を持って挑みましたが、現場では何ひとつうまく行かず失敗ばかりで何度も挫けそうになりました。
ですが、その失敗と挫折がもっと学びたいという意欲へと繋がり、映像制作の難しさと奥深さを知ることができました。内藤ゼミで何事にも果敢に挑戦し、失敗と挫折を繰り返し、その悔しさから這い上がってきたからこそ今の自分があるのだと思います。

お仕事をされるなかで「内藤ゼミ」出身の先輩や後輩の方と会う機会はありますか?

アド街ック天国では内藤ゼミから(株)ハウフルスに入社した同期と後輩が制作スタッフとして活躍していて一緒に番組を制作しています。
内藤ゼミの先輩、後輩、一緒に壁を乗り越えてきた13人の仲間との繋がりは今現在でも本当に僕を支えてくれています。仕事がしんどくなった時にはいつでも叱咤激励を頂き、やる気、元気、勇気を与えてくれます。この繋がりこそが内藤ゼミの一番の強みであり、自慢できるものだと思います。

内藤先生のお人柄を、ひとことで表すなら?

まっすぐ熱心に指導をしてくださる本当に素晴らしい方です。一言ではとても表せません。今の僕たちの業界での活躍が全ての証拠だと思います。江戸川大学に内藤先生がいなければ、そして出会っていなければ今の僕は絶対になかったと言い切れる自信があります。それだけ先生が僕に与えてくれたもの、残してくれたものは計り知れません。
これからの活躍が僕ができるせめてもの恩返しなので、僕は何度失敗しても挫けそうになっても這い上がっていきたいと思います。

メディアコミュニケーション学部 マス・コミュニケーション学科
2014年3月卒業

K.S.さん

株式会社 ニューテレス 
スタジオカメラマン

(2016年12月取材当時)