vol. 32 2016年3月1日

こども同士のコミュニケーションを観察し、サポートする学び。

授業での実習やボランティア活動を通して1年次からこどもと関わり、保育・幼児教育の現場を体験できる環境は大きなメリットだと思います。ボランティアとして保育・幼児教育施設を訪れる際には、一日の流れの中でこどもたちの様子を観察し、その動作やふるまいから発達のレベルを捉える目を養うことができます。
そして何日か顔を合わせているうちに、こどもたちの気分が良いときだけでなく、不機嫌なときの様子を見ることも。そんなこどもたちの変化に対して、保育者がどんな対応をしているのかを見ることも大切な学びになっています。

授業科目の一つである「地域ボランティアプログラム」では、流山市の小学生を対象としたキャンプ「めだかの学校」にスタッフとして参加しました。初対面同士のこどもたちが、野外炊飯などを一緒に体験するうちにだんだん仲良くなっていく様子が印象に残りました。また人見知りがちなこどもに対して、打ち解けて楽しむきっかけを作る方法を実践の中で学ぶことができたと思います。
これからも保育・幼児教育の現場での経験を積みながら、こども同士の人間関係について、もっと詳しく学んでいきたいと考えています。

堀幸介さん

メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科
つくば国際大学東風高校出身

2014年入学

H.K.さん