vol. 20 2016年12月21日

知らないことを学ぶ楽しさや成長

広岡ゼミでの学習やフィールドワークなどの取り組みのなかで、とくに面白かったもの、興味を持って取り組んだものを教えてください。

私のなかで、一番印象に残っているものは、両国国技館へ行き相撲の歴史を学んだことです。そこでは、相撲歴史館で展示物を見てり、お話を聞かせていただきました。
こういった、ときどきある学校外での授業で、実際に現場に訪れ自分の目で見て雰囲気に触れることによって、普段の教室での授業とは感じ方もの違う授業になり、とても興味を持って取り組むことができました。

「演習・実習」での学びを通して、スポーツや、レジャーに対する見方・考え方に変化はありましたか?

中学や高校のスポーツと、プロのスポーツでは、勝つための戦略などが全く違うなと、広岡ゼミの授業を受けて感じました。
中学高校では、選手同士の団結力や結束力を重視しながらも、勝つために練習や試合をしていて、スポーツを通して人間性を鍛えているなと思うのですが、プロの世界では、やはりお金やファンの関係もあり試合で勝たなければ、それらも増えないため、勝つためには手段を問わないというような試合の仕方をしているなと思い、同じ勝つためであっても、学生とプロでは全く違うなと改めて感じることができました。

ご自身の成果だと思うもの、成長できたと感じているところはありますか?

私はもともと、人前で自分の意見や考えを述べることが苦手で、うまく発言することもできませんでした。ですが、この広岡ゼミでは映画鑑賞や新聞のコラムの記事を要約して、それについて意見を述べることや、最近起きたニュースについて、ゼミのみんなでディベートをすることが多く、自分の意見や考えを発言する機会がたくさんありました。こうして、ゼミの回数を重ねていくごとに、最初のころよりも上手く発言できるようになったかなと感じることができ、それが自分にとっての1年生のときと比べての成果だなと思います。

卒業後、どんな職業・進路を希望していますか?また、その実現に向けて今後学びたいこと、身に付けていきたいことがあれば教えてください。

今のところは、あまり詳しく決まっていないのですが、卒業後はスポーツに関する職業に就きたいと思っています。最近では、広岡先生のスポーツマネジメント論という授業を受け、スポーツ関連の企業や団体の経営、スポーツイベントの開催や運営など、スポーツを管理する職業などにも興味がでてきたので、そういった職業にも就いてみたいなとも思っています。

社会学部現代社会学科
2年生

Y.M.さん

(2016年12月取材当時)