幼い頃から妹やいとこなど、小さい子と関わる機会が多く、自然と子どものことが好きになりました。
また、中学生の時、幼稚園での職場体験学習や高校生の時の保育体験を通して、子どもの成長の手助けをし、より一層子どもの近くで成長を見守りたい、と考えるようになりました。それにより、保育者という仕事への憧れが強くなっていったことが大学で保育を学ぶきっかけになりました。
保育士資格と幼稚園教諭一種免許状の両方を卒業時に取得できることに加えて、子どもを様々な面から支援できる保育者を目指すために、心理学や子どもに関連する分野を幅広く専門的に学べることです。しかし、江戸川大学に進学する一番の決め手となったことは、オープンキャンパスに参加した際に、教職員と学生の距離が近く、雰囲気が非常に良かった点です。
学習や学生生活のサポートをしてくれる「基礎ゼミナール」は少人数で行われるため、先生と学生の距離がとても近く、些細なことでも気軽に質問や相談ができます。先生が、わからないことばかりで戸惑っていた新入学の私達の不安を取り除いてくれ、今は充実したキャンパスライフを送れています。
また、1年次から直接子どもと関わる実践の場があり、早い時期から現場を知ることができる点に魅力を感じました。キャンパスには隣接された保育所があり、キャンパス内で散歩したり、遊んだりしている園児の可愛らしい様子を見ることができます。
「保育の心理学」という授業では、乳幼児期の発達過程と特徴や、乳幼児期の環境や経験の重要性について学びました。特に印象に残っているところは、発達には個人差があるため、他の子どもより成長が遅れているからといって無理強いはせず、個人個人に合わせた保育を展開することが重要であるということです。この授業では、子どもの発達や心理、保育者の支援について話し合う機会があり、自分とは違う視点から見た保育の意見を聴けるとても実りのある授業でした。
「子ども家庭支援の心理学」の授業では、社会の変化と現代の子どもと保護者の姿を理解し、社会で必要とされている支援について学びました。さまざまな社会背景が子育てをしている家庭に影響を与えていることを知り、もっと社会問題に目を向けるべきだと考え直す機会になりました。保育者のできる支援をもっと考え、子育てのしやすい社会を作る手助けをしていきたいです。
将来は大学で学んでいる特性や心理、発達などの子どもに関する知識を生かし、保育教諭になりたいです。子どもと同じ目線で物事を見たり、感じたりしながら、子ども一人一人の良さや可能性を引き出し、伸ばしていきたいと考えています。そのために、座学だけでなく、実習やボランティア活動にも力を入れ、実践を通して多くの子どものことを理解できるように頑張っていきたいです。
メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科 1年
I.Y.さん
(2021年10月取材)