2年次の「心理学実験」がとても印象に残っています。それまで学んできたことについて、実験を通してより具体的に理解できました。また、卒業論文の基礎にもなる研究レポートを実際に作成する初めての場でもあり、緊張感をもって学ぶことができました。心理学の中でも幅広い領域の先生方にご指導いただける貴重な時間だったので、感謝の気持ちと心理学への興味関心を深められました。
物事を批判的に捉え、自分なりにいろいろな可能性を考える力を身につけることが難しいと感じます。答えを簡単に検索できる現代ですが、自分はどう考えるのか,あの人とはどう違うのか、この違いがどんな意味を持つのか…ということを積極的に考えていこうとするのは難しいと思います。
学生一人ひとりに寄り添ってくださる先生方がとても個性豊かで魅力的です。また、心理学の基礎から専門的なところまで幅広く学べるのでとても楽しいと思います。好きなことや興味があることと掛け合わせて理解・研究できることも多いと思うので面白いです。
3年次の論文講読では、ゼミのメンバーそれぞれが関心のある内容に関する論文を紹介し、たくさんの新発見がありました。ゼミでの取り組みは自分の興味を広げられて面白いですし、コロナ禍でオンラインにはなりましたが、和気あいあいとした雰囲気がありつつ、一研究者としての姿勢を尾花先生が教えてくださるので、人としても学べることが多い時間だと思います。
子どもの感受性や敏感さの個人差に興味があります。家族や友達など、様々な人間関係の中で感受性や敏感さがどう作用し、その後の人間関係の構築に影響を及ぼしうるのか?といったことについて、今後、より細かく学んでいけたら嬉しいです。
社会学部 人間心理学科 3年
K.M.さん
(2020年12月取材)