2024.09.10
江戸川大学教職課程センターは、9月4日(水)から9月6日(金)にかけて、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターにて、中学校および高等学校教員免許状取得を目指す学生を対象に教職合宿を実施しました。
教職合宿は、長期休暇を利用して年2回実施され、基礎学力の向上と指導案作成から模擬授業までの一連の流れを集中的に行います。参加学生は合宿中、免許状取得を希望する教科の模擬授業を必ず1回は行い、実践的な指導力を養います。
今回の合宿には、社会学部人間心理学科、現代社会学科、経営社会学科、メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科、情報文化学科に所属する2年生から4年生までの学生20名が参加し、教職課程センターに所属する教員6名が指導にあたり、模擬授業や教員採用試験の問題に取り組みました。
学生は模擬授業で教員役、生徒役の両方を体験し、授業の進め方や教材の作り方などをそれぞれの視点から学びました。模擬授業終了後は学科や学年、取得する教科を超えて、積極的に授業や教職についての意見を交わしました。4年生は自身の教育実習での経験を交えながら後輩たちにアドバイスし、教育実習を来年に控える3年生は熱心に質問をしていました。合宿初日は消極的だった2年生も、次第に自分の意見を発言できるようになり、和気あいあいとした雰囲気の中で、それぞれの成長が感じられる合宿となりました。
学生が主体となり合宿を運営しました
実習先を想定したスピーチ練習の様子
中学校社会科の模擬授業の様子