2024.02.19
江戸川大学では、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のさくら招へいプログラムに採択され、2024年2月14日(水)から2月23日(金)までの10日間、南京大学の学部生2名と大学院生6名、教員2名を招へいし、フィールドワーク実習を行っています。
社会学部現代社会学科の川瀬由高講師が企画し採択されたプログラムのタイトルは「人口変動下のくらしと自然を共感的に理解する:森林資源の利活用と地域創生の未来を構想するための参与観察型フィールドワーク」です。江戸川大学の位置する流山市と京都市山間部において、人口変動にともなう自然と人間の関係性についての比較調査を実施しています。
2月15日(木)は、現代社会学科の中島慶二教授(環境学)による日本の鳥獣被害に関する講義、および同学科の土屋薫教授(レジャー社会学)による流山市の地勢とグリーンチェーン戦略に関する講義を行いました。
その後、NPOさとやまの樫聡副理事長と斎藤裕理事に市野谷の森の保護活動をご紹介いただき、現地の景観を視察。つくばエクスプレス開通に伴う人口増と経済発展、そして森林資源と市民生活とのかかわりの現状について理解を深めることができました。
現代社会学科・中島慶二教授の講義
市野谷の森にて
市野谷の森にて2
NPOさとやま・樫聡副理事長の講義
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