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2022.10.06

現代社会学科・川瀬由高講師が分担執筆した学術書が台湾で優等賞を受賞

社会学部現代社会学科・川瀬由高講師(文化人類学ゼミナール)が分担執筆した『百年往返:走訪客家地區的日本學者』(中国語図書)が、2022年国史館台湾文献館奨励出版文献書刊の優等賞を受賞しました。

国史館は台湾の歴史・文化研究を推薦・収集しているセンターで、優等賞は昨年台湾で数多く出版された学術書のなかから8つしか選ばれていない名誉ある賞です。

本書は日本で活躍した台湾客家に関する研究者14名の業績を紹介する論文集です。川瀬講師は第9章「末成道男:祭祀圈論的更新與非群體論的起步」を寄稿。この章では中国研究の碩学である末成道男氏の台湾客家研究を、自身の南京でのフィールドワークの経験をもとに再解釈し、その非集団論としての特徴と今日的意義について議論しています。

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