2年生の時に授業で行った上場企業の企業評価が印象に残っています。上場企業の財務諸表を安全性、収益性の観点から考察し、分析を行い、私なりの企業評価を行いました。上場企業というと経営は安定しているところがほとんどで、経営成績も落ちていないイメージが強かったのですが、そうではなく、上場企業でも経営が悪化し、危うい企業もあることを学び、印象に残りました。これからの企業の見方も変わってくるのでとても面白かったです。
様々な授業を受けていくなかで、私は数字を扱う授業が楽しいと感じるようになりました。そこで就職活動をする際様々な説明会に行き、業種を見ましたが、数字を扱う仕事で、人々の生活に欠かせないお金に携わり、地域に貢献していきたいと思いました。そしてアルバイトで接客業を行っているので、その経験を生かした仕事に就きたいと思い、金融業界を選びました。
財務諸表を見ながら企業の評価を行い、また同業他社比較を行ったのですが、その際に企業を数字の視点から見ることの面白さに気づきました。今まで、企業評価は難しくて私にはできることではないと思っていましたが、自分なりの評価を出すことができたので自信につながりました。実際、就職活動の面接の時にも企業評価を行ったことを強みに話すことができました。
私は地元の信用金庫に就職したので、地元の企業に貢献していきたいと思っています。特に融資の仕事をしたいと思っています。
社会学部経営社会学科4年
S.M.さん
(2022年12月取材)