2025.03.31
江戸川大学教職課程センターでは、教員免許状取得を希望する学生に、千葉県総合教育センターが実施している「ちば!教職たまごプロジェクト」や「教師未来塾」への参加を推奨しています。
「ちば!教職たまごプロジェクト」は、現場での経験を通して教職への理解を深め、実践的、体験的に学ぶプロジェクトです。小学校または中学校で年20日以上にわたり、教科や学級運営、学校行事など教員の仕事の補助を行います。
「教師未来塾」は、さまざまな教育課題に関する講話及び演習を通して、教育に対する熱意や、教員としてのスキルおよび資質・能力の育成を図ることを目的とし、全5回の講義・演習が行われています。
2024年度は「ちば!教職たまごプロジェクト」に3名、「教師未来塾」には2名の学生が参加しました。
(「ちば!教職たまごプロジェクト」に参加した学生のコメント)
■坂場泰地さん(経営社会学科4年生)
半年間で25回研修を行わせていただきました。その中で教師としての在り方や、先生方の裏側での自己研鑽に励む姿、そして生徒との関わり方など多くのことを学ぶことができた研修でした。半年間で週に1回通って20日分の研修を行うなど、自分の予定と調整しながら研修を行うことができるため、自分のペースで学びを深めることができるのも利点だと感じました。生徒との素敵な出会い、先生方と交流をしていく中で、自分のやりたいことがより明確になり、教員になりたいという気持ちを再確認することができました。
■関忠利さん(経営社会学科4年生)
教科指導や部活指導、学校行事の運営、生徒との関わり方など様々なことを学べました。なかでも私は、先生方の授業を身近で見て学べたことが一番力になったと感じています。実際に現場で働く先生方の授業は、生徒が主体的に学べるような工夫や対象学年に合わせた授業作りなど勉強になることばかりでした。ここで学んだことを、教育実習や大学の模擬授業で生かせたのが私の中ではとても大きかったです。これから先、「ちば!教職たまごプロジェクト」の経験を生かして、私も生徒が主体的に学びを深められる授業づくりを展開できるように努めていきたいと思います。
■煙草和真さん(情報文化学科3年生)
教育実習とは異なり、1年間研修を行う「ちば!教職たまごプロジェクト」では生徒だった頃にはわからなかった、職員室の雰囲気や先生方の動きを見ることができた貴重な体験でした。授業見学の際には、生徒とのコミュニケーションの様子を間近で見ながら自分もそのまま行動に起こせる環境だったため、大学の講義では得ることの出来ない発見ができました。様々な行事への参加や先生方への質問を通じて、先生方が生徒や学校を心から大切に思っている様子を何度も目にし、私もぜひ一緒に働きたいと強く感じました。
(「教師未来塾」に参加した学生のコメント)
■明坂匠馬さん(経営社会学科3年生)
「教師未来塾」では、他大学の学生との交流や、教職に関しての意見交換などを活発に行うことができ、とても有意義な研修になりました。研修の内容は、教員の現状や、授業をつくるためのポイント、教員採用選考の詳細などを知ることができました。これからどういった勉強をする必要があるのか、どういったことを考えながら授業を作っていけばいいのかを研修の中で知ることができ、採用試験の勉強、授業づくりのモチベーションになりました。この研修の経験を教員になった際に生かしていきたいと思うとともに、これから教職課程を履修する後輩に勧めていきたいと思います。
千葉県総合教育センターにて