2025.03.14
社会学部人間心理学科の長峯聖人講師(専門分野:社会心理学)が、日本心理学会第88回大会において行った一般研究発表で、特別優秀発表賞を受賞しました。
同賞は、日本心理学会が開催する当該年度の学術大会において、優秀と認められた研究発表の中でも、特に卓越した研究に授与される賞です。
今回の受賞は、困難な目標に直面した場面に焦点を当て、心的対比(理想の姿とそれを妨げる障害の両方を考える方略)を用いることで、目標追求が促進されることの文化差を実験的に示した点が評価されました。
■長峯講師のコメント
このたび、日本心理学会第88回大会の特別優秀発表賞を受賞いたしました。
本大会は日本の心理学系の学術大会で最大規模のもので、毎年さまざまな分野の先生方が数多くの発表をされてます。そのような中で最も名誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思います。審査をしてくださった先生方には、心より感謝申し上げます。
受賞対象となった研究は私が大学院生の時から長年にわたり共同研究を行ってきたチームで実施してきたものです。「日本人ならではの強みを打ち出せないか」という視点を念頭に置きながら進められてきたため、高い評価をいただけたことを大変嬉しく思います。
今後も、国内外にインパクトを与えられるような面白い研究を続けていけるよう、精進してまいります。
長峯 聖人 講師