2024.10.31
江戸川大学では、2013年度から千葉日報社主催「CHIBA UNIVERSITY PRESS(CUP)」に参加しています。今年度は、メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の館林牧子ゼミナール所属の3年生9名(田辺里穂子さん、チョ・ナヒョンさん、石川綾捺さん、大濵李緒さん、北見隼人さん、柴田真弥さん、對馬琴音さん、森安遥さん、八百屋すももさん)が参加しました。
CUPは大学生が千葉日報社の学生記者として取材や紙面レイアウトなど新聞作りを体験する企画です。今年は江戸川大学、千葉商科大学、帝京平成大学、東京情報大学の4大学が参加し、各大学が独自のテーマで取材・執筆を行いました。
本学の学生たちは、千葉県の伝統工芸品をテーマに取材し、執筆した記事『多様な形で継承、変化も』が、10月22日(火)付けの千葉日報に掲載されました。
■参加した学生のコメント
昨年に続き2回目の参加となりました。昨年より関わらせてもらった記事が多く、想定外の事態もあったため、執筆時は大変でしたが、とても良い経験になりました。良い紙面ができあがったと思います。(田辺里穂子さん)
初めての取材と記事作成で、工芸品やその職人の方に会えたことが光栄でした。この活動で新聞について学び、取材経験を積むことができました。いろいろな話を聞きながら、千葉県の工芸の深さと魅力を改めて感じました。これからもこうした機会を通じてさらに成長し、多くの方に感動を与えられるコンテンツを作りたいと思います。(チョ・ナヒョンさん)
今回の制作を通して、1つの記事をグループで作り上げることの難しさを感じました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。(石川綾捺さん)
取材相手の魅力を伝えるにはどうしたらいいんだろうといろいろ葛藤はありましたが、取材相手とお話しすることや、話した内容を記事にする作業はとても楽しく、充実した時間でした(大濱李緒さん)
今回の取材で、「房州うちわ」の取材交渉や取材プラン作成、写真撮影などを担当しました。今回の記事執筆を通して、取材の奥深さと取材に協力してくださる方々の温かさを感じました。千葉県の伝統工芸品の今を知っていただくきっかけとなれば幸いです。(北見隼人さん)
貴重な経験になりました。(柴田真弥さん)
新聞記事制作は初めてで苦戦することも多くありましたが、ゼミのメンバーと助け合うことで良い記事ができたと思います。取材にご協力いただいた皆様の生の声に触れることで千葉県の伝統工芸品についての理解が深まりました。今後も実際に自分の目で見ることを大切にしながらさまざまな経験を楽しんでいきたいです。(對馬琴音さん)
新聞制作という貴重な経験ができたことを嬉しく思います。伝統工芸品の中でも、どの工芸品を取り上げるのか決めるのが難しかったです。初めての取材ということもあり、難しさもありましたが、取材をしていくうちに、打上花火の知らない魅力を知ることができ、楽しかったです(森安遥さん)
取材内容は事前に考えていましたが、どのように取材相手に切り出すかが難しかったです。堅くなりすぎない良い塩梅を保つことが大変でしたが、楽しそうに答えてくださったので、良い取材になったと思います(八百屋すももさん)
■館林牧子教授のコメント
ゼミ生たちが県内各地に赴き、伝統工芸の今を取材しました。「家」での継承だけでなく、移住者や若者など工芸品に魅せられた人たちが新たに参入し、業界を担おうとされている姿を現場から伝えてくれました。予定調和ではない、良い特集ができたのではないかと思います。皆さん、お疲れさまでした。