2024.11.06
ラーニングコモンズ「B.コモンズ(ビーコモンズ)」がB棟1階に完成しました。
B.コモンズは、学生の自主的な学修や学生同士のディスカッションができる場を提供するスペースです。机、椅子、モニター、ホワイトボードなどはすべて可動式で、使用目的に応じて自由にレイアウトを変更できます。
この新しいラーニングコモンズの設置は、メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科と情報文化学科のコラボレーション企画である「21世紀メディアパーソン育成プログラム」の計画を進める中で構想されました。プログラム参加学生の活動拠点となるだけでなく、全学の学生が活発に利用できるようにデザインされています。
「B.コモンズ」という名称は学生からの公募で決定しました。のべ48件の応募が寄せられ、宮崎孝治学長とラーニングコモンズ設置プロジェクトメンバーが選考を行いました。選考基準には「自主的な学修やディスカッションに適した空間であることを表現しているか」「利用しやすさ親しみやすさを表現しているか」「名称として定着しやすいか」などを設定し、審査の結果、情報文化学科2年生S.Yさん、経営社会学科1年生O.Mさんの考えた「B.コモンズ」が選ばれました。
■八木徹教授(メディアコミュニケーション学部長)のコメント
「B.コモンズ」の「B」には「Brain(ブレイン)」の頭文字と、「B棟の共有スペース」という2つの意味を持たせています。「Brain(ブレイン)」には、知識やアイデアの交換、ディスカッションの活性化が、脳が活発になる場というイメージも込められています。また、「B棟の共有スペース」という前書きには、今後、学内の他の場所にも、このような特色のある設備を展開していくことに繋がる含みが想像できます。すでに図書館に設置されているラーニングコモンズ「ネコモンズ」と合わせて、江戸川大学における学びがさらに活性化することを期待しています。
考案した名称が採用された2名の学生
10月16日(水)には開所式が行われ、セレモニーでは宮崎孝治学長、小口彦太前学長、デザインを手がけた一般社団法人日本カルチャーデザイン研究所の花井裕一郎理事長、名称考案者の情報文化学科2年生S.Yさんがテープカットを行いました。
メディアコミュニケーション学部の2つの学科、マス・コミュニケーション学科と情報文化学科のコラボレーションによって、高度な専門性を培うプログラムです。2学科から選抜された学生が、それぞれの学科で身につけた知識・技能を、さまざまな場面において実践的に活用できる応用力を磨いて「21世紀メディアパーソン」を目指します。プログラム参加者だけを対象にした専用カリキュラムでは、実社会の第一線で活躍する特別講師による授業を開講。また、通常は当該学科の学生のみしか履修できない3群科目の相互履修を特別に認めるなど、学修機会と支援制度(資格取得支援、報奨金制度など)を拡充しています。関連する複数分野を学ぶことで、両学科での学修成果を高度に体現し、これからの社会で求められる力を身につけます。