メディアコミュニケーション学部情報文化学科の松尾由美講師（専門分野：情報科学）が、埼玉県越谷市内の小中学校5校で「インターネット上における人権教育」をテーマに、夏季教員研修を行いました。

情報社会の進展に伴い、インターネット上で子どもたちが、人権侵害に関わる問題の被害者や加害者になる事例が発生しています。GIGAスクール構想により1人1台端末が整備され、適切なインターネット利用に関する教育の重要性が一層高まっています。松尾講師は講演内で、インターネット上でなぜ人権侵害に関わる問題が起こるのかを、心理学的メカニズムを背景に説明し、その上でインターネットの問題にどのように向き合うべきかについて、先生方と議論を深めました。

夏休み中の暑い時期での教員研修でしたが、参加した先生方からは「ワークや他の先生方との話し合いを通じて、インターネットの特徴や問題について理解を深めることができた。今回の研修の内容を子どもたちに伝えるとともに、教職員も子どもたちと一緒に勉強をして、インターネットをよりよく活用していきたい」等の感想を頂きました。今回の研修は、先生方が最新の知見について学びを深めるとともに、今後の子どもたちへのインターネットに関する指導のあり方について改めて考えるきっかけとなりました。

8月20日（火）：越谷市立大沢北小学校／越谷市立西方小学校
8月21日（水）：越谷市立栄進中学校／越谷市立鷺後小学校
8月22日（木）：越谷市立出羽小学校

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