2024.08.01
社会学部人間心理学科の石橋美香子講師(専門分野:発達心理学)が8月31日(土)、家庭まち創り産学官協創ラボと中日幼児教育交流協会が主催する「日本×中国 保育子育てシンポジウム2024」で、日中の保育や幼児教育におけるテクノロジーやAIの利用可能性について講演を行います。
シンポジウムのテーマは、「保育におけるテクノロジー、AIの活用とその意義 ~事例や先端研究から見える新たな可能性~」です。保育の分野にも広がりつつある、テクノロジーやAIの発達による変革について、日本と中国における最先端技術を活用した実践や最新研究を基に、各方面の専門家がディスカッションします。
■石橋講師のコメント
我が国においてはSociety5.0、つまり、「サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会(内閣府、2016)」の実現に向けた取り組みが推進されています。私たちの未来では、10年後の家事労働は約40%が自動化され、子育ては約20%が自動化されるという予測があります(Lehdonvirta et al.,2023)。それでは、保育におけるSociety5.0とは子どもの育ちにいったいどのようなイノベーションを起こせるのでしょうか。現代を生きる子どもたちとSociety5.0に生きる子どもたちの未来を考えます。
■イベント詳細
日時:8月31日(土) 13:00~15:30
開催:オンライン(日中同時通訳対応)
参加費:無料
※石橋研究室では、学術調査に参加いただける1歳から3歳の子どもとその保護者を募集しています。
<参考リンク>
石橋美香子 講師