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2024.07.26

現代社会学科・川瀬由高准教授が横浜中華街で学外実習を実施

7月13日(土)、社会学部現代社会学科の川瀬由高准教授(専門分野:文化人類学・中国研究)の授業「現代社会・フィールド研修」で、学生18名が横浜中華街を訪問しました。

研修テーマは「チャイニーズ・ゴットのまつり方:横浜中華街で学ぶ宗教人類学初級編」です。

日本最大の中華街、横浜中華街にある関帝廟と媽祖廟を訪れ、中国の武将・関羽や航海、漁業の守護神として信仰を集める媽祖にご利益を願う、中国式の祈り方を体験しました。学生たちは、日本に息づく異文化への気づきを得るとともに、宗教文化の多様性について理解を深めました。

■参加した学生のコメント(一部抜粋)
・個人で中華街に行ったとしたら関帝廟に入ることも、中国式のお祈りの仕方を実際に行うこともないので、参加して良かったです。

・お寺でのお参りの仕方が「三礼し住所、名前、自身の願いを言う」という、日本とは全くやり方が違うことや、おみくじで結果が悪かったものは燃やしてなかったことにするなど、文化の違いに驚きっぱなしでした。

・横浜関帝廟に行った際、中国で行っていた方法とは異なる参拝方法とお祈りの仕方を体験しました。中国本土では関羽を家で祀ることが多く、このような大きな廟は少ないという印象です。(中国からの留学生)

■川瀬由高准教授コメント
2021年から始めた横浜中華街でのフィールド研修も今回で4度目となりました。観光地として有名な横浜中華街ですが、多くの学生にとって、中国式のお寺の参拝、そして中国の神々との交流は初めての経験でおもしろいと好評な研修プログラムです。

今年度の研修では、関帝廟と媽祖廟それぞれで線香をあげ、祈りをささげたり、中国式のおみくじを引くなどして、中国の民間信仰の世界に触れることができました。日本で生まれ育った学生たちにとっては、異文化を鏡として日本の神々や宗教施設の特徴をあらためて考えなおすきっかけに、そして中国からの留学生にとっては、異郷の地で自文化について再考するきっかけになった様子です。われわれ研修団に親切に参拝方法を教えてくださった関帝廟と媽祖廟のみなさまに感謝申し上げます。

<参考リンク>