2024.06.24
社会学部経営社会学科では、ビジネスや仕事に関する基礎知識の習得に向け、リアルなビジネスの世界を直接見聞し学べる機会を提供することに注力しています。6月20日(木)には、1年生配当の科目「基礎ゼミナール」の学科合同授業として、KADOKAWA Game Linkage 取締役でファミ通グループ代表の林克彦氏を招き、「ゲーム市場の現状とこれから」と題した特別講義を実施しました。
講義は、ゲームの歴史およびゲーム産業の基本構造についての概要を俯瞰した後、現在のゲームビジネスの広がり、そして今後の展望へと進みました。
ゲームビジネスが世界で約27兆円、日本国内だけでも約2兆円と、「アニメ」「映画」「音楽」といったエンターテインメントビジネスを凌駕する巨大マーケットであること。関係する職種はクリエイティブ関連以外にも、「プランナー」「プロデューサー」「広報」「法務・知財」などさまざまであること。それに伴って、大小含め2,300社以上とも言われる関連企業の多くが人材不足に苦しんでいることなど、ゲームビジネスの輪郭が浮かび上がってくる素晴らしい講義をしていただき、聴講した学生たちは多くの学びを得ることができました。
特別講師の林克彦氏(左)と質疑応答で聞き手を務めた小倉淳客員教授
■経営社会学科・ゲームビジネスコース(2025年度開設)
社会学部経営社会学科では、2025年度よりゲームと経営を切り口にした「ゲームビジネスコース」を開設します。経営・ビジネスの観点からゲーム業界を研究し、論理的思考と感性の両面を磨き、ゲームビジネスに精通したゼネラリストの育成を目指します。
<参考リンク>